◇第6章 貧乏人、リゾートホテルへ行く (石垣島旅行3日目)

1)起床 6:30

 昨晩は、ホテルの部屋に帰ったあとは、シャワーを浴び、PCに日記を記入。23時くらいに就寝。
 疲れもややあって、昨日よりは眠れました。

 このホテル、壁が意外と薄く隣の物音が聞こえたりするので、S君はデリ〇ル呼ばずに寝たんだろうな~・・。と思ってました。

 ところで今日は、西表島へい行くんスよ。
 んで、西表島の「星野リゾート」に宿泊予定です。


2)朝食

 8:50のフェリーに乗るのですが、結局、朝に時間帯にやっている地元の有名店はないことがこの2日間で分かりました。
 フェリーターミナルの売店で何か買うなら、ホテルの朝食でもたいして変わらんやろ・・と、わたくし、ホテルの朝食をいただきます。
 一応S君には、モーニングコール時に、その旨を伝えました。
   
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 普通のビジネスホテルの朝食です。
 この旅行で普段食べない豪華な食事を食べすぎているだけで、みかんには十分すぎる食事ですヨ。
 
 というか、昨日は酔っぱらっていて、腹が減っているのに気づかなかったんですよね~・・
 (・∀・;)
 朝起きたら、何年ぶりか・・・お腹が「グゥ~♪」と鳴りました。
 2日連続でお酒を飲むなんて学生のとき以来でしょうか・・。


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 食べるとかなりお腹が減っていたことに気づき、ついでに食後のパンとコーヒーをばw


3)ホテルを出発 8:15

 常に遅刻ギリギリ+2度寝常習犯として生きているS君を起こし、離島ターミナルへ向かいます。
 
 今日の予定は・・S君は、ジャングルクルーズ
         私は、電動のレンタル自転車で西表島を疾走です。

 1人ずつの時間があってもいいでしょという意味もあるし、自由にやりたいことをそれぞれしよう・・ということです。

 そして、ターミナルに行く道中で、S君が昨晩デリ〇ルを呼んだことを知らされます。
 まさか、隣の部屋でコトが行われていたとはww


 そして、ここでトラブル発覚!
 なんと・・フェリーに時間、8:30でした!
 S君は8:30と分かっていたようですが、自分は8:50だと思ってました。
 もちろん、ギリで間に合ったのですが、これは自分が常に行動を早く起こしていたことで時間的に余裕があったためでして、命拾いです。
 20分前につくつもりが、駆け込み乗船です。
 S君は、大原港へ。自分は上原港へ。別々の船に乗り込みます。


 ※実はこのとき、S君はミスを犯しております。石垣島~大原港を往復券で買っていますが、実は帰りは、上原~石垣島です。



4)いざ、西表島へ。

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 船で55分で到着です。席は4割くらいは埋まっていたかな~というところ。
 天気もいいし、あまり揺れませんので、みかん読書です。
 んで、気づいたらもう西表島はすぐそこ。
 
 そして、S君のことをどうこう言えません。自分も小さなミスを1つしておりました。
 フェリーチケットと交換で、バスチケットがもらえたようです。
 話を聞いていませんでしたw

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 バスに乗り込み、「乗船券をお願いします」と言われて
「へ? ( ̄д ̄)」状態。

 西表島には交通機関がほぼ皆無で、バスもホテルの送迎車みたいなのばかり。 
 だからお金を出してバスに乗る人はほぼいないらしく、「交換できるって知りませんでした・・」と謝って降りようとすると、
「いいよ、いいよ~」と、バスの運転手さん気にせず、乗せてくれましたw
 
 バスは降車ボタンがなく、事前に降りる場所を運転手さんが聞くというシステムw
 離島ならではの、理にかなったシステム。

 バスは10分ほどで、宿泊先の星野リゾートへ。


5)星野リゾート

 荷物を片手にバスを降りると・・ドアマンはいませんでしたが、ホテルのお姉さんが玄関前で、明らかにみかんを待ち構えています。
 振り返ってみましたが、みかん以外に人はおらず (・∀・;)

 こっ、これが・・1泊2万円の力なのか・・。
 
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 貧乏ホテルか、仕事でしかそこそこのホテルに宿泊したことのない私、どういう風に接したらいいのか分かりません。

 とりあえず、「今日宿泊する予定ではありますが、まだ10時なので、私は関係ない人間です。ごめんなさい」と謝罪から入りました。
 ところが、お姉さんは一切、たじろぎません。
 「いえ、お待ちしておりました。どうぞ、フロントでお名前をいただき、仮のチェックINをお済ましください (・∀・) まだお部屋の鍵はお渡しできませんが、問題ありません」とのこと。
 リゾートホテルの過剰なサービスに、みかん驚きを隠せませんw

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 もうこのホテルは、みかんの中で三ツ星ホテルになりました。



6)レンタル電動サイクル~♪

 と・・ドラえもんの声で、脳内再生してください。

 そう・・みかん、実は電動サイクルはじめてです。
 一度乗ってみたかったんですよ。

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 4時間1500円で、ホテルで貸してくれます。
 荷物を預かってもらい、いざ出発~ 


 ところで、私みかん・・
 ロードバイクをかつて趣味にしておりました。
 ほれ、あの早い自転車です。

 事情があって今は乗れなくなってしまいましたが、かつて情熱を傾けたことは事実。
 山梨県まで走ったことがあるし、房総半島1周はもちろん、筑波山などにも登ってます。
 1日、100km、200kmは当たり前です。

 んで、結論から言うと・・ 
 みかんに「電動」は必要なかった・・( ̄д ̄)
 電動チャリって、たしか法律が決まっていて、1/2のパワーしかアシストしてはならず、更に時速20kmを超えるとアシストしちゃいけないんですよね~。

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 わたくしの足だと、ママチャリベースとは言え20kmはやや遅く感じるくらい。
 発進時しか、アシスト機能使えてませんw
 かと言って、時速10kmでタラタラと走るのも、風になりたい自分には無理・・。
 そんなワケでただ車重がおもくなったママチャリを漕いでいただけです。

 それでも、西表島で楽しそうに2人で自転車に乗ってるリア充カップルどもを、ごぼう抜きですよ!



 思えば・・原付バイクで南国を疾走したい・・と考えてた予定ですが、自分が本当に乗りたかったのは、どうやら自転車でした。
 あの楽しかった時間を思い出したい。
 一瞬の風になりたい。
 今はもう叶わぬ夢を、みかんはまだ心のどこかで燻ぶらせ、追いかけてきたのです。
 S君のことを愚かだとは言えるはずなんてありません。



7)白浜港 10:50頃

 千葉のスピードスターみかんの驚異的な足で、白浜港へ到着。
 ただ重い車体なので、普通に疲れましたw

 ここからは船です。

 実は島に行くのではなく、道路が通ってないいわゆる「陸の孤島」まで運んでくれます。



8)船浮
 
 小さな高速船に乗り込んで、約10分。船浮港へと到着です。 

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 海はエメラルドグリーンです。



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 なんと、東郷平八郎さんも立ち寄った地です。
 ロシアのバルチック艦隊を撃滅した日露戦争の英雄ですヨ。

 
 歩いて、7,8分の「イダの浜」を目指しますが、さすがは、島の90%が熱帯雨林の西表島。
 道中、ジャングルです。

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 今頃、ジャングルクルーズを楽しんでいるS君ですが、みかんもジャングルを体験中とは思ってないでしょう。
 そして、ほとんど観光客がいない秘境のビーチ「イダの浜」が見えてきました。

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9)イダの浜

 きぇぇぇぇー! (* ̄ロ ̄)

 美しいのです~~~~!

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 コンドイビーチと、イダの浜、甲乙つけがたし~!

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 ただ、イダの浜には幻の島がありません・・。
 よって、コンドイビーチに軍配!
 しかし・・ここも美しいことには変わりません。

 ここのよいところは、ほぼ人がいないこと。ジャングルの島々が海岸まで迫っていて、また違った景観が楽しめる。
 ネックなのは、遠いこと。
 手軽に美しいビーチを見たい人は、竹富島のコンドイビーチでよいんじゃないかな~。
 西表に泊まるなら、行くのはアリかと。


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 みかん、とりあえず、海水浴を楽しみます。ここもかなり遠浅です。

 一緒に船に乗っていた2人組のお兄ちゃんに写真撮影を頼みました~ (・∀・)




 とりあえず・・1人なので、わが心からほとばしる波動を解放することに

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 作品名:みかん城  (作成時間5分)

 ルーテラン城を模してみました。
 3つの連なる尖塔の中央に、葉っぱ付きのオレンジのような天守です。

 これは・・かなりの防御力を感じます ( ̄д ̄)

 水攻め以外で、落城する気がしません。


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 帰るときに壊していこうと思いつつ、このままにしておきました。
 きっと次の船で来た人が、みかんの築城技術に対抗心を燃やし、更なる戦いが発生することでしょう。

 そんなワケで・・
 海水浴と、砂の城を作って、かなり満たされたみかん・・港に戻ります。



10)白浜~ホテルへ 13:00

 2時間ほど、船浮で過ごしました。
 ホテルまでの帰りは、写真を撮りつつまったり。
 おかげで、自転車のアシスト機能を堪能できました。


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 特にこれという観光スポットはないのですが、数字のキリのいい子午線のモニュメント。


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 こんな感じのキレイな場所はいっぱいあります。



 んで、ちょうどS君のジャングルクルーズが終わって、合流できる時間になりました。

 ちなみに、石垣島でお金をおろし忘れ、ジャングルクルーズの料金を払えなくなっていたS君のために、私がホテルのフロントに1万円預けておきました 
 送迎してくれるハイエースの運転手さんがお金を回収していくようです。
 離島はやっぱり現金じゃないとダメなところが多いですね~。
 
 S君は常に何かをやらかす人なので、1人旅は無理かもw
 そう考えると・・・彼に必要なのは、やっぱり恋人なのかもしれませんね~・・。ハイボール片手に、いつか結婚したいとしきりに言ってました。



11)お昼ご飯 14:00頃

 ホテルの目の前に、2,3軒、飲食店があるので、そこでやや遅い昼食です。
 お目当ての店は、コロナでテイクアウトのみだったので、コチラの唐変木さんへ。


☆唐変木 (食べログ 3.39)

 唐変木というのは・・偏屈で変わった人という意味の言葉です。
 アニメ「四月は君の嘘」の中で、有馬公正くんが、椿ちゃんからしきりに言われる罵声です。


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 この木が唐変木かな?


 んで、沖縄のおばちゃんが切り盛りするお店で頼んだメニューがコチラ

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 フーチャンプル定食 950円 (みかん)  フーチャンプルは、S君オススメの料理なので。




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 カニ汁定食 3850円 (S君)

 

 ・・・   (・∀・;)

 振り返ってみると、この辺りからS君の金銭感覚がおかしくなっていることが、分かります。
 いや・・昨晩のワンナイトラブからだったのでしょう・・。 
 お酒を浴びるように飲み、みかんよりもすでにかなり散財しているS君ですが、彼の豪遊を止められる人が果たしているのでしょうか・・。


 カニ汁はおいしかったようです。
 フーチャンプルも、普通においしかったです。ただボリュームは結構あったので、女の人は頼むのは注意ですネ。



12)ホテルにチェックイン  15:00

 時間もちょうど15時になったので、ホテルにチェックインすることに。
 
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 ロビーからして、高級リゾートホテル感が漂っておりまして、みかんは緊張しておりましたが、石油王S君は鼻をほじりながらフロントのお姉さんの話を聞いております (・∀・;)

 んで、1泊2万円のお部屋がコチラ

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 玄関、広~~~っ。


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 ベッド、でか~~~。


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 ちなみにこれベッドじゃなくて、愛を語る2人が寝転がれるおしゃれスペースです。


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 ベランダにも、寝転がれるスペースが。



13)南国のリゾート

 んで、さすがはしっかりしたホテル。
 コロナのルールを守り、お酒の提供は今はやっていないようです。

 部屋で飲むためのお酒を買いに、S君は近所のスーパーへ行くようです。


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 みかんは待っている間、ホテルのプールを楽しむことに (・∀・)

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 うひょ~!
 美しいビーチとは違った意味で、テンションが上がります!

 今だけは・・セレブの気分を味わえるのです。
 なんといっても、2万円を払った石油王の付き人ですからね。
 


 写真を撮り忘れましたが、プールサイドでは蝶ネクタイのボーイさんが、ノンアルコールカクテルのサービスを提供しております。

 飲み物や、軽いおやつも無料で提供していました。
 なっ・・なんという。
 
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 こっ、これが無料だというのか・・ (・∀・;)
 世の中のお金は、こういうところに使われているのか・・

 エスプレッソと、ロイズのチョコレート。


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 ブルーシールアイスクリーム。

 プールサイドでこれらをいただきました。

 映画の中のハリウッドスターになった気分を味わえただけで、もうみかんは・・感無量です  (ノД・。) 



 んで、いつまでたってもS君は帰ってこないので、プールの水面に浮き輪で30分くらい浮いておりました (・∀・)

 家族連れの子供は、飽きることなくプールではしゃいでおりますが、その他の人は、入れ替わり立ち代わりでして、20分ほどプールサイドを楽しんだらさっさと次へ行ってました。
 1時間もここでまったりしていた私は・・余裕のある大人に見えたことでしょうw



14)ホテルのビーチ

 S君が帰ってきたので、ホテルのビーチへ。
 プールから約10m。歩いて5秒ですw

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 日が傾いてきてるのもあり、そんなにキレイでもなく普通のビーチです。

 ただ、全く人がいません。
 私とS君しかおらず、完全なプライベートビーチです。
 S君、ここが相当気に入ったようで、彼もハリウッドスターの気分になったと言ってました。

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 ちなみにここは、日没の名所でもあります。
 水平線に沈む真っ赤な夕日を見たいのです (・∀・)



15)夕焼け

 30分ほどビーチで、お互いの午前中の活動を報告したりなどして過ごした後、いったん部屋に戻りシャワーを浴びました。
 そのあとは、夕日を見てから、ディナーの予定です。 


 んで、S君がなんでスーパーで時間がかかっていたのか、おぼろげながら分かりました。
 みかんのお土産だそうです (・∀・;)

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 みかん「に」ではなく、みかん「の」です。
 「千葉に帰ったらお土産を渡して、この感動を誰かに伝えるんや! それでこそこの物語は完結するんや!」
 またもや意味不明の論理を炸裂させるS君ですが、自分の思考回路も似たり寄ったりなので、深くはツッコメません。

 あとは、大量のビールと泡盛、夜のツマミ・・ 今日もとことん飲むみたいです。





 で・・・ 日没前にビーチに行くと、結構人がいました。

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 夕焼けと少女 撮影:みかん


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 たそがれるみかん 撮影:S君


 結局、この日も、厚い雲があって水平線に沈む夕日は見れず。
 でも、満足の夕焼けでした。
 いつか、まだ見ぬどこかで、人生最高の夕日を見ることといたしましょう!



16)ディナー

 S君と、中山美穂が食べる予定だったディナーです。
 (お1人様、4600円 ビュッフェ方式)

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 自分には盛り付けセンスとかないので実際よりショボく見えるかもですが、普通に一流ホテルのビュッフェでしたYO! (* ̄ロ ̄)
 5,60品はあったんじゃないかな~。そしてお味は、もちろんウマイっす!
 自分は特に、紫芋の揚げ物?みたいなのがおいしかったです。
 数合わせのためだけと思われる品もありましたが、メインの石垣牛のスペアリブや、ローストビーフはさすが!といううまさ!

 みかんは、おかわり1回+デザート1回。
 S君は、おかわり2回、席を立ちました。

 食べ放題なので、素人はついつい嬉しくなって食べすぎてしまいますが、みかんはハリウッドスターなので、その辺はぬかりありません。
 少しずつ、ほしいものをたくさんの種類食べれました。
 んまあ、当然ですナ ( ̄д ̄)

 と・・・・

 思っていた自分は、1時間後には、もういませんでした。

 この後、この旅最大の悲劇がみかんを襲います。




17)悲劇

 ディナーのあとは、ビーチに星空を観に行きました。

 人工の光がほとんどないので、本当にキレイでした。
 空には、こんなに星があったのか!というほどに、満天の星空。

 天の川があんなにハッキリと見えたのも、人生初でした。

 写真を撮ったのですが、ほぼ画面真っ暗なのでお伝え出来ないのが残念です。


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 んで、中山美穂が眺める予定だったロマンチックな星空をうっとりと見たあとは、S君はジャングルで疲れ果てたらしく部屋で爆睡です。

 そしてみかんは、お腹の違和感が・・大きくなるのを感じていました。



どうやら・・お腹、壊しましたヨ ・・ ( ̄д ̄)


 そのあと、みかん・・2時間、トイレの住人に。
 人生で3本の指に入るひどい腹痛でした。


 S君はなんともなかったので、もちろん単に自分だけの問題。
 何かがあたったワケでもなく、食べ過ぎたワケでもなく、たぶんですけど・・・
 ビュッフェって、食べ放題だから、少しずつ色んな品目を食べますよね。

 つまり、普段食べない「食べ合わせ」になってしまうと思うんです。
 ケーキの生クリームと、ローストビーフ、お刺身、紫芋のおこわ・・
 まあ、あくまで自分の推測ですが・・ それらが混ざり合い、胃が「どうやって消化したらいいねん ( ̄д ̄) 肉には肉、芋には芋の消化酵素があるんやで。よく分からんから、胃液いっぱい出すゾ」 みたいな・・。


 結局、S君がイビキをかいて寝ている間、みかんは苦しみ続け、翌朝には血便まで出るという・・ (・∀・;)

 下痢や水便はよくありますが、血便って、明らかにどこか内壁が傷ついたでしょ・・。

 んまあそんなワケで、みかん・・眠れない夜を過ごしつつ、朝には干からびておりました。
 もう水分も出きってしまい、カラカラの干し果物です。



18)お会計まとめ

 3日目= 約12000円 を消費。
(西表島フェリー代金、船浮フェリー代、レンタルサイクル代金、ランチ代金、ディナー代金)

その5へつづく


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