さて、修学旅行2日目です。
◇第10章 京都その1
1)起床 5:45
武士みかんの朝は早い・・ ( ̄д ̄)
私にとっては、太陽が出てるうちがゴールデンタイムですからナ。
自宅からもってきて、リュックに入れっぱなしのプロテインとゼリーを朝食にモグモグ。

ホテルを出て、夜明け前の梅田のビル群の下を歩きます。
2)京都へ 6:18~6:51
JR線で、大阪から京都へ。
快速に乗って33分。 570円

車窓から日の出が見えました。

京都、到着~ (・∀・)ノ
朝焼けの京都駅です。
3)京都中心部へ
地下鉄 烏丸線に乗り込みます。 京都~丸太町 240円

4)二条城

二条城にやってまいりました (・∀・)
え? なんだこれは?って
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン
誰がなんと言うと、これが二条城なんやぁぁー!
誰がなんと言うと、これが二条城なんやぁぁー!
みかんが修学旅行のときにみたアレは、ニセモノなんやぁぁ~!
徳川家康によって作られ、大政奉還をしたあの城は・・「明治京都城」とでも名付けておきましょう。
5)みかん、歴史を語る
ご存じの通り、みかん・・こう見えて武士です ( ̄д ̄)
みなさま、「信長の野望」というゲームをご存知でしょうか? おそらく名前くらい聞いたことはあるでしょう。
戦国大名になって、天下を統一するという、武士のロマンを体験できるゲームです。

そんなゲーム「信長の野望」ですが、わたくし一度も織田家でプレイしたことはありません・・。
みかんがいつも選ぶのは・・「足利家」です。
なんで?と言われると困るのですが、田舎武士ですので京の都に憧れますし、そもそも室町幕府の言うことを聞かずに皆が好き勝手やってるので、正義は我にアリ!です。
私にとって「信長の野望(を阻止する)」ゲームなのです。
6)足利家
そんな足利家の居城こそ、「二条御所」です。
天皇家が住んでいる「京都御所」のお隣にあった「室町幕府」ですが、一応、小さいながらも堀が2重にあって、この二条にお城があったようです。
わたくしにとって、二条城とは・・
革命者:信長と天下を賭けて戦い抜いたこの城をもって、他にはないのです ( ̄д ̄)
7)13代将軍
そんな二条城ですが・・
史実では・・三好家に襲撃され、13代将軍:足利義輝くんは、奮闘むなしく討ち死に・・。

実は足利義輝は、塚原卜伝から指導を受けたと言われ「剣豪将軍」と呼ばれていました。
金閣寺を建てた3代足利義満、銀閣寺の8代足利義政・・寺を作ることにうつつを抜かし、武士の頭領たる本分を忘れてしまい財政難、応仁の乱を招いた歴代将軍とは違い、「武士の中の武士」だったようです。
三好の大軍を前にひるむことなく立ち向かったと言われております。

皆さまが、きっと少し聞いたことがある話だと思いますが、その有名なエピソードが・・
足利家に伝わる名刀の数々を畳の上に何本もぶっさし、畳で血のりを拭くことによって、刃こぼれを防ぎながら、次々に刀を取り換え、敵をばったばったと切り裂いていった・・。
というのは、創作でフィクションらしいですw
本来、彼ほどの地位の者なら自害して果てるところです。
しかし、ふすまから躍り出てきて、なぎなたで何名も切り倒したところで相手は驚愕したそうです。
そして、その武士らしい戦いぶりにある意味敬意を払ったのでしょう。
一斉に7,8人に切りつけられ、倒れたところを討たれたようです。
歴代の猛将と呼ばれる人物で、実際に多数に取り囲まれて死んだ人間が果たして世に何人いたことでしょう。日本史史上唯一、戦いでなくなった征夷大将軍です。
8)14代将軍
そして、皆がよく知る「14代将軍 足利義昭」が、傀儡として立ちました。

この14代よしあきが、信長と死闘を繰り広げた人物です (・∀・)
何度も反旗を翻し、信長包囲網を画策し、権謀術数の限りをつくした謀将。
違った意味で、彼もまた武士でした。
「おのれ!信長~!」
というセリフを、TVドラマで聞くたびにテンションが上がってしまいますw
というセリフを、TVドラマで聞くたびにテンションが上がってしまいますw
そんな13代義輝の最後の地は、スグ近くにありました。
いまは、平安女学院という学校になってしまいました。
さて・・覚えている人はもういないかもですが・・

大阪城でみた一向宗「石山本願寺跡」
そうです。石山本願寺と足利家は同盟しているので、私の中で「仲間のお城」だったのです (・∀・)
順番的に先に見ることになってしまいましたが、心の中で、「おのれ信長~!」と言っておきました。
◇第11章 京都その2
1)御所 7:30ころ
さて、みかんの戦友の城「二条城」をみたので、お隣さんの家へ。
京都御所です (・∀・)
今でこそ東京に住んでおりますが、天皇家=世界で最も長く続くエンペラー一族は、ずっとここに住んでいたのです。
遠くに家が豆粒のようにみえますw
玄関までの道が広い。
奈良の平城京で見た76mの朱雀大路と互角です。

年季が違うので、紅葉も見事です。
2)道長の家
さて、みかんは武士なのですが、かつては貴族に憧れたのです (・∀・)
貴族は、働かずに毎日花をみて、「あはれじゃのぉ~」と歌でも詠んでいればいいのです。
小学生の将来の夢は「パイロット、プロスポーツ選手、歌手、ケーキ屋さん」などが定番ですが、「貴族」と書きたくて仕方ありませんでした。
そんな平安貴族の中でも最強と呼ばれたのが、こちら「藤原道長」です。

「この世をば わが世と思ふ 望月の欠けたることも なしと思へば」
意味:この世は俺様の世 ( ̄д ̄) やりたい放題よ。 まるで満月が一切かけていないように完璧や。
道長の家の跡地がコチラ
意味:この世は俺様の世 ( ̄д ̄) やりたい放題よ。 まるで満月が一切かけていないように完璧や。
道長の家の跡地がコチラ

天皇家の隣に住むどころか・・庭の中に家を建ててますw
さすがは摂政。やりたい放題ですw
3)鴨川 8:00

室町~御所を抜けて~東へ 鴨川にやってきました。
京都市民にとっての心のふるさと。 京都の「黄河」と言っても過言ではないでしょう (・∀・)
平安京は、中国の都「長安」を模して造られていますから、みかんの認識はきっと間違っていないのです!

「鴨川には、等間隔にカップルが並ぶ」という伝説があります。
きっとデートで、悠久の流れをみて、「俺たちの愛も、この川の流れのように永遠だゼ ( ̄д ̄)」と愛を語らうのでしょう。
少女マンガだと、修学旅行で恋が芽生えるのがお約束の展開ですが、みかんもミカちゃんとこの黄河のほとりで、人生初のスタバで買った謎の飲み物を片手にキラキラした青春を過ごしたかったのです・・。
4)平安神宮 8:30くらい
そのまま東に進み、平安神宮へやってまいりました。
ここは、1894年に「遷都1100年」を記念して、平安京を再現した神社らしいです。
平城京も見たことですし、平安京もみておかねばです。

鳥居が・・でけぇー・・ (* ̄ロ ̄)
明治政府の威厳を示す以外に意味はなさそうなデカさです・・。

奈良よりもかなり観光地化されておるようです。
100年ほどの前のモノなので、建物はキレイです~。
今日は月曜日で平日なせいか、朝早いせいか、ほとんど人がいません。

1000年前にタイムトリップしたような景観の中で、藤原のみかん、レアアイテム「貴族のココロ」を手に入れました (・∀・)
5)光秀
平安神宮をあとにし、南下します。

しばらくすると、いかにも京都という柳がいっぱい生えた川沿いに到着。
ここに来たのは、光秀クンに会うため。


路地を曲がると、ひっそりと光秀クンの首塚がたたずんでおりました。
たたりを恐れて首塚を作るくらいなら、最初からさらし首になんてしない方がいいのに・・と思うみかんですが、やっぱり広く大衆に、その死を知らせる手段として、昔はこれしかなかったのでしょう。
我らが宿敵のぶながを討った光秀クンですが、11日間の天下の後に、彼もその生涯を終えました。
なむなむ・・ とみかん、手を合わせておきました。
6)八坂神社 9:30くらい
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・ ( ̄д ̄)

の祇園です。
みかんの中で、祇園は、舞妓さんに会える街ではなく、平家物語の街です。

八坂神社。
この八坂神社が祇園神社と呼ばれ、「祇園精舎」と呼んでも差し支えないみたいですが、何の知識もなしにいったので適当に通り過ぎてしまいましたw

大黒様としろうさぎ
因幡の白兎ですネ。
7)銅閣寺
さきほど申しました通り、金閣寺やら銀閣寺は、武士の本分を忘れた歴代将軍が建てたモノ・・。見る価値はありません ( ̄д ̄)
というより・・修学旅行で見たので、今回はパスw
代わりに「銅閣寺」を見てきました。
金・銀・銅の銅です。 銅閣寺は、あるんですよ!奥さん! 大雲院(銅閣寺)です。
八坂神社の南100mくらいの場所にありました。

内部は非公開なので、マイナーなスポットです。
そして、ここには・・なんと、信長親子の菩提寺のようです。
おのれ信長! (* ̄ロ ̄) こんな立派な寺を建ててもらって!
みかん、ついに憧れのセリフを発してしまいました・・。
明智光秀が、民家のひしめく路地にひっそりと2坪くらいの地で弔われているのとは対照的に、信長・・京都市民に愛されてます。
8)高台院
さらに南下すると、高台院。


このあたりは、京都風情がたっぷりの町並みです (・∀・)

何やらここのお寺・・恋愛成就の願掛けで有名らしく、若いおなごが多くおります。
へぇ~・・高台院なんて聞いたことないけど、何のお寺なんやろ・・と、説明書きをフムフムと読むと・・

秀吉の妻、おね(北政所)の寺だった・・(・∀・;)
なるほど・・秀吉が死んで、尼僧になったときのお寺ね。
しかし、それと恋愛成就がどういう関係にあるのかは分かりませんでした。
むしろ、大阪城の淀殿・・の前にこの「ガチャガチャおみくじ?」があった方がよかった気がするw
恋敵をやぶって勝ったのは、淀どのであろうに・・と思う私は、ロマンスをわかっていないのであろうか・・

9)安井金比羅宮 10:00くらい

西に300mほど歩き、安井金比羅さんへ。
珍スポットのようです。

うぉぉぉ~・・ (* ̄ロ ̄)
この、禍々しい物体は・・

まるで、マンガ幽遊白書の「躯(むくろ)」ではないか!
ここは、悪縁を断ち切り、良縁を結ぶ・・パワースポットのようです。
この穴をくぐって、お札を張り付けるとよいらしいので、みかんもやっておきました (・∀・)ノ
まわりの人々が見守る中、私みかん、恥ずかしがることもなく狭い穴をくぐります。
すると、躊躇していた民衆が、私に続いて次々と穴をくぐっておりましたw

10)錦市場


祇園の京都の古い町並みを通り・・

「京都の台所」と呼ばれる錦市場へ。
京都に来て、おいしいものを少しずつ色々食べたい!という食べ歩き目的の人に人気らしいです。

湯葉クリームコロッケ~
☆みかん的 食べログレビュー 「花よりキヨエ」
湯葉クリームコロッケ1個 310円 星4つ!!
我らの味方イオンなら、5個入りを買ってもおつりがくる値段
(・∀・;)
(・∀・;)
お前のその実力を、この私に見せてみろぉぉー! と、パクリ。
おお~! フワフワや。
なんと、オリーブオイルで揚げているとのこと。
優しい味わいで、なんとも上品だな・・と思ってたら、後からクリーミーなまろやかさがあふれ出る~。軽くて、ペロリと食べてしまいました。
お腹が減ってきていたので、多くの魅力的な食べ物に心惹かれましたが、実はランチに行きたいお店を決めていたので、次へいきます。
11)本能寺跡

我らが宿敵、信長が没した場所です ( ̄д ̄)
なむなむ・・。
京都市役所の前に本能寺はあるそうですが、後から建てられたものらしい。
私にとっての、本能寺は・・ここにある!
12)御金神社
京都市内中心部を、ぐるりと時計回りしてきた感じになりました。
北上していくと、ニセモノの二条城の近くに「御金神社」がありました。

ここもマイナースポットと聞いていましたので、みかん以外誰もいないんだろうな・・と思ったら、まさかの大行列www
建物の合間にあってかなり狭い神社なのですが、この旅で一番混雑していた観光スポットでした。
この神社は何かというと・・「ギャンブルなどお金」にご利益があるという神社。
鳥居が金です。
この旅行で、安全祈願、出世、恋愛成就、など色々といわれのある多くの神社を回りました。
そしてこの人だかり・・
みんな、お金大好きですw
「やはり世の中は金なのか! (* ̄ロ ̄) 」
なにやら、本当の意味で社会勉強になりました。
修学旅行として、成功と言えるでしょう。
13)ランチにするでよ 11:30
武士みかん、行軍が常とは言え、腹が減ってきました。
ここまで22000歩。
ただ、ぐっすり眠れたので、疲れは全然ありません。

二条駅の近く「大鵬」さんです。
中華料理のお店です。もっと京都らしいものを食え!と言われそうですけど、食べたいものを食べるのです。
その日の体調などで食べたいものは変わってくるので、候補をピックアップしておいて、己の食欲にしたがっております (・∀・)
☆みかん的 食べログレビュー 「大鵬」
てりどんきんしミニ+ネギトッピング 820円 星5つ!!

きぇぇぇぇぇぇぇー!! (* ̄ロ ̄)
この旅で一番おいしかった料理に決定!
大鵬の料理は、世界いちぃぃぃー!
このお店の名物だという「てりどんきんし」
B級グルメ中華とでもいうべき料理なのですが、うみゃぁぁ~!
生姜焼き+照り焼きソース+うまい焼き肉店のタレ みたいな味で、これどうやって作るんや・・と想像できない味。
これには、居酒屋で長年バイトして、お客さんに言われ、ありとあらゆるモノを作ってきたみかんも脱帽です。
このプルプル食感のブタ肉のうまさは、いま説明した通りで、そのパンチのある味を、錦糸卵が受け止める感じ。
そして紅しょうがのアクセントがまたよい!
すべてがMIXすると、とにかくまろやかな味で、幸せが口の中に広がるぅ~。
鶏ガラス-プもかなりおいしく、上品でした。
この旅で食べた料理、全部おいしくて、大満足でした~ (・∀・)

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