回転ずしだよ人生は♪

社会の落後者みかんが、同じところをぐるぐる回るブログ (ノ ̄□ ̄)ノ

石垣島旅行記

石垣島 旅行記その5

◇第7章 さようなら石垣島 (石垣島旅行4日目)


1)起床 7:00

 夜中に何度も起きだしては、バルコニーでお酒を飲み、また寝て、星空を眺める・・。
 そんな時間を過ごしていたS君。

帽子

 みかんの腹痛は23時ころに聞いて知っていたものの、何も助けることもできないですし、
「気にせず、お前のリゾートライフを満喫してくれ! (* ̄ロ ̄) 」とのみかんの言葉のままに、ゆっくりとこの時間を過ごしております。



「今日は、シュノーケリングでもするか~」と昨晩相談していたのですが、2人ともすごくシュノーケリングに興味があったワケでもないので、ここで今日の予定はキャンセルすることに。
 
 S君は「近くにある島に行ってみようかな~」と言いつつも、まったりモードで面倒くささが勝ったのか、結局2万円のホテルライフを満喫することにしたようです。
 朝食をガッツリ食べたあとは、プール→ ビーチ → 部屋のバルコニーで酒 → プール と、ダメ人間サイクルを繰り返していたようです。

 みかんは、朝食をスルーし、ひたすらベッドの上で過ごしました。
 一応、腹痛はラクになったのですが、体力が劇的に低下。
 読書したり、撮った写真を整理したり、日記をつけてました。


2)朝食 9:00

 何にも食べたくないものの、何か食べた方が便は出るだろうし・・と思い、朝食を食べにホテルの1Fへ。
  2700円ビュッフェ(宿泊費に含む)なのに、コレをチョイス。

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 作品名:お腹にやさしい定食

 消化によいとされるお粥でエネルギーを補給。
 腸を活性化させる納豆。
 アイスコーヒーのカフェインで、胃を刺激。
 
 いまのみかんの胃腸のことを考えた素晴らしい選択・・・ に違いありません (・∀・;)



 お腹が受け付けないので、20分かけてこれを食べるとレストランを後に。

 出口のお姉さんが「朝食はいかがでしたでしょうか? (・∀・) 」と明るい声で聞いてきました。
 みかん・・正直にすべての質問に答えて生きていきたいのです。
 そういう人生を歩むと、あのとき誓ったのです。

 なので、口から出てきた答えは
いや、実は体調が悪くて・・ (・∀・;)」

 ホテルのお姉さんはきっと「コイツ、部屋で痛飲して、2日酔いか~」と思ったことでしょう。120%そう思ったことでしょう・・。


3)静養 ~10:30

 部屋に帰ったみかん、お湯を張って湯船に入り、12時間に及んだ戦いの疲れを回復することに努めます。

 朝から、野生動物のようにガッツリ食っては飲み、寝て、を繰り返していたS君にそろそろチェックアウトしようと提案するものの、失恋の痛手から立ち直った彼に次待っていたのは、ダメ人間の人生でした。
 結局、11:10にチェックアウト。


 自分が先にフロントへ行き、
実は連れが、腹が痛いと言って、部屋のトイレに籠っておりましてネ (・∀・;) まさか、ロビーのトイレに移動しろとも言えずでしてね・・」
と苦しい言い訳をしなければならない始末。

 オイ!腹が痛いのは、みかんの方だろうがwww



4)上原港へ~ 

 ホテルの送迎バスに乗り、上原港へ。
 従業員の皆さんで、この時間にチェックアウトする7,8人ほどをお見送りです。
 やっぱリゾートホテルすげ~。

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 高いホテルのスゴさは、設備やサービスじゃないのだと、みかんは知りました。
 従業員の方がみな笑顔で、「お客様の要望にできるだけこたえよう」そういう姿勢が常に感じられました。本当に素晴らしかったです!
 ありがとう!星野リゾート!
 私の中の、世界一のホテルでした!!
 みかん、このホテルに泊まったことは一生の思い出です! 
 (腹痛を含めてナ・・)  



5)石垣島へ 12時ころ

 さて、これから石垣島に戻りますが、以前お伝えたした通り「S君のフェリーチケットが違う港だった」ので、窓口に交渉すると、差額を払えば交換OKとのこと。
 んまあ、間違えて買う人多いんでしょうね~w

 ギリギリでのチェックアウトになったせいでしょう。ちょうどよいタイミングで来るフェリーがなく、45分後くらいの便を待つことに。

 その間、S君は、領収証の整理などをしておりました。
 そうです。皆さんもう覚えてないでしょうが、彼は社長なのです。 
 いっぱいもらった領収書を、経費で落とすつもりらしいですw



 そして、ここでまたもトラブルが・・ (・∀・;)

 S君、さっき交換してもらったフェリーチケットなくしてしまいました・・。
 出発時間のアナウンスはとうに過ぎて、カバンをひっくり返すもでてきません。
 幸い、チケットを交換してくれた窓口の人が覚えててくれて、ダメもとで、「実は・・」と言ってみたら、乗せてくれましたw

 沖縄県、S君のような適当人間に優しいです。



6)フェリー

フェリーは10分ほどすると、突然のスコールに突入。
海が荒れてきて、かなり揺れました 

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そして、回復していたみかんの腹が・・・ (・∀・;)

石垣港につく頃には、スコールは晴れ上がりましたが、みかん、船酔いでグロッキーですww



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「ヘイ!世界チャンプ・・お前のボディーブローは効いたゼ ( ̄д ̄) まったくたいした男だゼ・・」

 とみかんが語りかけたのは、沖縄県が誇る伝説の世界チャンピオン具志堅用高さんです!
 世界戦14度の防衛です。

 テレビのバラエティー番組でおバカキャラをやってますが、昔はスゴイ人だっというのは本当のようですw

 とりあえず、気持ち悪くなったので、フェリーターミナルのイスで思わず5分くらい休んでしまいました。



7)ツーリング 

 気分も回復したようなので、飛行機の出発する夕方まで、原付でツーリングすることに。

 ターミナルから歩いて3分ほどのお店「南国」さん。
 基本1時間500円ですが、ヘルメットとか色々コミコミで、みかん2H1600円、S君3H2200円でした。

 いやあ (・∀・) 南国の空の下で風になるのは最高に違いありません。

 もちろん、みかんの色に近い黄色のスクーターです。
 
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 原付に乗るのは、7,8年ぶりくらいでしょうか。
 安全運転でノロノロと行きますが、HONDAパワーがすぐに30kmに到達するので、アクセルを緩めっぱなしでした。


8)お昼ごはん

 S君が食べてみたいと言った「ヤギ汁」のお店へ。

 みかんは、体調は回復つつも、お腹が怪しいのでオレンジジュースだけを注文。
 申し訳ないけど、肉を見ただけで、昨晩のことを思い出して吐き気が・・(・∀・;)

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☆一休 (食べログ 3.39)

 んで、S君。
 念願のヤギ汁を食べますが、2口で箸が止まります。

 みかんにも勧めてくるので、一口パクリ。
 自分はヤギの肉を昔どこかで食べたことがあるので、「あ~ こんな味だったわね~ (・∀・)」という感じ。
 臭くないレバーみたいな味で、肉はホロホロとしたスジ肉のような食感。

 S君が口を開きます「みかん・・俺には無理だった・・( ̄д ̄) 」
 どうやら相当に口に合わないようです。

 まあ確かに、クセのある野趣あふれる味ですからね~・・。
 それでも彼が食べ物を残すなんて、相当珍しいことです。
 自分が代わりに食べようとしたのですが、「お前のお腹が肉を食って更にデンジャラスになるのを俺は・・申し訳なく思う。料理を残してお店の人に感じる申し訳なさの10倍ほどだ!」
 そうS君が力説するので、みかん、食べるのを諦めました。
 まあ、飛行機の上でゲロを吐かれて困るのはS君でしょうし・・
 (・∀・;)

 そんなワケで、お店の人に「大変申し訳ありません」と2人で謝って、退店。
 お店の人の「いいのよ~。クセのある味だからね~」という、のほほんとした返しで心が救われました。



9)バンナ公園再び

 んで、2人で原付で風になって、再び2日目にきたバンナ公園に到着です。

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 ここで記念撮影した後は、別行動。
 
 S君は、気になっているリゾートホテルのプールに行きたいらしいので、そちらへ。
 みかんは、バンナ公園を更にディープに散策です。


 一昨日、歩いて上った道を原付でスイスイ~と進みます。
 公園内に南北に走る「バンナスカイラン?」は信号もなく快適で、風になれました (・∀・)

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 公園内には、展望スポットがいっぱいあって、こんな要塞みたいな展望台や

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 チューリップ?みたいな展望台が。



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 景色もいいですが、なにより、冒険に来たゼ!という感が、みかんにはたまりません。
 ロードバイクで、いろんな坂をヒルクライムしたのを思い出します。

 
10)フェリーターミナル 

 みかんは十分に原付ツーリングを満喫できたので、一足先にレンタルバイクを返却。
 ガソリンを満タンにしたら・・38円でしたw

 プールで弾けているだろうS君を、フェリーターミナルで待ちます。


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 朝のお粥から何も食べてなくて、さすがに腹が減ってきたので、売店でお買い物。
 さすがにこれはお腹は壊れないでしょう。という、バナナケーキとチップスターを購入。
 炭水化物なら、なんか食べられそうだったので。(260円)


 そのうちS君がやってきたので、16:30の空港直行バスに乗ります。
 
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 16時前に出ようと最初は提案してたのですが、待ち時間が世界で一番嫌いなS君、「大丈夫、大丈夫、羽田でも20分前で余裕やったやろ (・∀・)」と意に介さず、この便です。



11)石垣島空港

 予定通り、無事に空港に着きました!

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 ありがとう!石垣島!(八重山諸島) すっごく、すご~~~く楽しかったヨ! (・∀・)ノ




 もう帰るだけになって、みかんは心が緩んでいたことを否定できないのです・・。
 そう・・S君は、天性のやらかし人間だったことをすっかり忘れてました。

 石垣島旅行の思い出が胸に去来する空港の一角で、みかんは出発までの20分をゆっくりと過ごし、S君はお土産を選んで買っていました。

 んで、25分前に「そろそろ飛行機に乗る手続きしろよ」的なアナウンスがあったので、みかんとS君、向かいます。




 そして、ここでこの旅、最大の悲劇(トラブル)が・・・

 手荷物検査のゲートを通過できません。

 えっ?・・・  ( ̄д ̄)

 







 結論を先に言いましょう。
 飛行機に乗れませんでしたwwwwwwwwww

 ええええええええ~~~!
 と皆さん、思われたことでしょう。
 
 事情を説明します。
 S君は、出発時に、ピーチからANAに航空券を変えていたことを皆さん覚えているでしょうか?
 アレ・・実は、行きだけで、帰りはピーチ航空だったのです。
 
 LCCは30分前に窓口でのチェックインが必須で、お値段が安い代わりにそれを過ぎると一切受け付けてくれません。
 まだチェックインが終わってないQRコードは読み込みエラーの表示。
 さっきのアナウンスは、あくまで「チェックインが終わっている前提」のアナウンスだったのです。
 S君、持ち前の交渉力で食い下がりますが、ゆるゆるのフェリー乗り場と違って、飛行機でそれが通用するハズもなく・・

 S君は飛行機には乗り慣れていますが、LCCはあんまり乗っていないのと、直前の便の変更。
 さらには、幸せになりすぎて、思考が至らなかった点。
 そして言うまでもなく、ギリギリで行動する人生と、天性のやらかしグセ・・。


 思えば・・みかん、もっと気を付けておくべきだったのですヨ・・。
 飛行機のことは彼に任せっきりでした。
 確認を、ウザがられるほどに促すべきだったのです・・。 
 猛省です・・ ( ´・ω・`)ショボーン

 まあ・・今となっては、よい思いですww


12)それから・・

 もうジタバタしても仕方ないので、S君とみかん、諦めて次の手を考えます。
 それでも30分ほど、S君は意気消沈しておりました。

 一応まだ、ANA便、JAL便があるので、そのチケットを取ろうと調べると・・
 68000円 ( ̄д ̄)
 どこのファーストクラスの値段よ・・。

 そんなワケで、延泊を選択し、明日東京へ帰ることに。

 ネットで明日の航空券を予約しました。


 「自分がまかせっきりで悪かった・・」と言い、まあ仕方ないさ~とS君を慰め、お金を出そうとするとS君、頑としてそれを拒みます。
 3回くらい、「それはダメだ。連帯責任だ」と言い張りますが、S君は「コレは俺のミスだ。お前には苦労をかけた・・( ̄д ̄)」として受け取りませんでした。
 なので、航空券がいくらだったのか不明。たぶん2万円くらい。


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 そんな、すったもんだがあった後、S君、突然、石垣牛ステーキを食べました。
 「もう過ぎたことよ ( ̄д ̄)」立ち直った彼は、腹が減ったようですw



13)街へ戻るッス

 いつの間にか太陽は落ちていて、私たち2人はバスで来た道をそのまま港へ戻ります。

 もう旅が終わり、頭の中では24時間テレビの「谷村新司のサライ~♪」が流れていたので、肉体的には大丈夫でも、精神的にもう疲れていたのかもしれません。また、腹痛からの病み上がりで体力もなかったのでしょう。
 バスの中で寝てました。

 街に戻ると、19:45頃

 今から街に繰り出そうにも、また夕食難民ですし、観光スポットももうやってません。



「みかん・・お前は疲れているな・・悪いことは言わん、休んでおけ
 ( ̄д ̄) 俺は・・デリヘルを呼ぶ

 そういい放った彼の言葉は、まるで空から降ってきた言葉のように、みかんの心に届きました。


 みかんはホテルの部屋で、腹痛で体力の枯渇した体を横たえ、眠りにつきました。
 2人分の航空券を追加出費したS君の金銭感覚はぶっ壊れ、もはや彼を止めることは世界中の誰にも不可能です。
 沖縄の夜に・・ S君の欲望と、失恋の涙と、美しいビーチの記憶、みかんとの珍道中・・それらがすべて溶けていったことでしょう。

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14)お会計まとめ

 4日目= 約4000円 を消費。
(おやつ代金、お昼ご飯代、レンタル原付代金、ガソリン代、バス代などなど)






◇第8章 さよならイツカ石垣島 (石垣島旅行4日目+ボーナスステージ1日)

1)起床 7:00

 この旅行で一番よく眠れました。
 すでに勝手知ったるスーパーホテルの枕が3回目だったということもあるでしょうか。

 干物になっていたみかん、お腹が減っているので、ホテルの朝食をガッツリです。

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 昨日の愚を犯さないように、早めにホテルを出て、バス乗り場へ。
 時間さえあれば、たとえトラブルが起こったとしても解決できるのです (・∀・)


2)空港へ

 ちなみに取った航空便は、ANA 10:05発

 S君、お店をあける準備などがあるので、午前発は仕方ないところ。

 「もう1日、石垣島を堪能できると思ったのに、残念だゼ ( ̄д ̄)」
 そう言うS君は、立ち直ったというよりも、昨晩よいデリヘルライフを満喫したのでしょう。意外と上機嫌です。

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 9:00には空港に着いて、ネットでチェックIN完了。

 それでも、みかんの不安はわずかに拭えませんが、飛行機代まで出してもらったS君が上機嫌になっているところに、「確認しろよ ( ̄д ̄)」と口出しするのはかわいそうなので、彼を信じて身を委ねます。



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 S君は、相変わらずホテルの朝食を食べないので、空港で、八重山そば+鶏のから揚げを。



3)トラブル再び・・

 ええ~残念なお知らせがあります。
 またトラブルが起きましたwwwww

 S君が2人分の航空券をとったのですが、自分にS君の航空券と同じQRコードを送ってました。

 なので、S君は手荷物検査をあっさり通過するものの、みかんエラーが出て止められますww

 エラーが出た瞬間 リアルで ( ̄д ̄) こんな顔になっていたと思います。
 なんかね・・もう諦めの境地っすよ。
 いや、まったく1%も怒っていません。S君ならありうるだろうな・・的な。


 ANAの係員さんも、原因が分からず、受付カウンターから専用の人が出てくる始末。
 5分間くらい、足止めを食らって、列の後ろの人にも迷惑が・・。
 結局、私とS君があべこべにチケットを持っていたということが発覚し、無事に通過。

 ゲートを通過したときには、「下痢がひどくて、やっと見つけたトイレに駆け込んで、便座に座ったときの安心感」と同等の安堵感を得ることができました (・∀・)



4)家に帰るまでが遠足 12:55

 とは、言いますが、さすがにもうトラブルは起きませんでしたw


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 空港でたらふく飲んで、爆睡のS君を横目に、みかんは空の上で読書。
 ときおり、本から目を離しては、石垣島の旅行のことを思い出し、窓の外に広がる雲の海を穏やかな気持ちで眺めます。



 そしてついに・・羽田に、「恥ずかしながら、生きて帰ってきました~ (・∀・)ノ」

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 ただいま~ 東京。
 みかんは、この旅で1つ大きな男になって帰ってきたのです。



5)お会計まとめ

 5日目・・1000円消費?
(お菓子、水などなど)




さて・・これで、「みかんの石垣島旅行記 (・∀・) 」は終わりです。

でも、最後にまとめをやろうと思います。






◇第9章 石垣島旅行まとめ


1)お会計

まず、お会計から。

出発前日  1000円
 1日目  8000円
 2日目 12000円
 3日目 12000円
 4日目  4000円
 5日目  1000円

 ざっくりですが、こんな感じの消費金額。
 移動の交通費が結構大きく、ついで飲食代、遊び体験代、雑費という順番でしょうか。
 S君の場合は、これにビール代、デ〇〇ル代、がかかっています。

 航空券+ホテル=5万円 


合計 88,000円   

得られた思い出、プライスレス。




2)良かった場所

 旅行を振り返ると、楽しいことや素晴らしい景色はいっぱいありましたナ~ (・∀・)
 それこそ、抱えきれないくらいの思い出ですw


☆みかんのオススメの場所

 No.1 竹冨島コンドイビーチ
 
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 これは、S君も同意見。あまりにも美しい青と白だけの世界。

No.2 イダの浜
No.3 平久保崎
No.4 川平湾 
No.5 その他いっぱい



☆みかんのオススメの料理 

No.1 竹富島「竹乃子」さんの、八重山そば(3枚肉)

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 沖縄そばが大好きになりました。
 その中でも、ここは別格でしたネ。
 肉がおいしかったし、スープもやや薄味の好みで優しく深い味わい。

No.2 「ミルミル本舗」さんの、ジェラード
No.3 「星野リゾート」さんの、紫芋の揚げ物?
No.4 「野菜巻き串 ぐるりくるり」さんの、ソーメンチャンプルー
No.5  その他 



☆みかんのオススメ体験

No.1 海水浴で浮き輪

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これぞ、南国の過ごし方

No.2 現地の人との、なにげない交流
No.3 ホテルのプールサイドでハリウッドスター気分
No.4 原付でツーリング、レンタルサイクル
No.5 その他



 とまあ、無理やりランキングをつけてみましたが・・
 S君と3年ぶりに色んなことを話せたのが、一番楽しかったのかもwww

 2人で南国にいかなければそんな機会はなかっただろうし、何より、素晴らしい景色と感動を自分ではない他の誰かと分かち合えたこと。
 それはとても素晴らしいことでした。
 みかん、1人旅がほとんどですが、こうして気心が知れた相手となら2人旅もいいですな~
 (・∀・)

 シルバーウィークということもあり、8.8万円の旅でしたが、正直50万円分くらいは楽しんだ気がします。


 S君の失恋に始まり、最後はトラブル続きでしたが、今となっては、「最初からそういう運命だった」気すらしますw
 S君も「お前と来て、良かったゼ! (・∀・)」と言ってましたし、彼の中で区切りをつけて、これから新しい人生がスタートすることを切に祈っております。
 そして、南の島は本当最高~~! だったので、また行きたいな~ なんて思いましたYO



 なんか、自分はもともとインドア派で、ついつい外に出るのが億劫になったしまいますが、世界は・・まだまだ広かった。


 もしもまた旅に出るのなら・・

 この心に持った小さな勇気と、笑顔だけは忘れないでもっていこう。

 それさえあれば・・何が起きても、なんくるないさ~ (・∀・)ノ




 ご清聴、まことにありがとうございました!


LOST ARKランキング

石垣島 旅行記その4

◇第6章 貧乏人、リゾートホテルへ行く (石垣島旅行3日目)

1)起床 6:30

 昨晩は、ホテルの部屋に帰ったあとは、シャワーを浴び、PCに日記を記入。23時くらいに就寝。
 疲れもややあって、昨日よりは眠れました。

 このホテル、壁が意外と薄く隣の物音が聞こえたりするので、S君はデリ〇ル呼ばずに寝たんだろうな~・・。と思ってました。

 ところで今日は、西表島へい行くんスよ。
 んで、西表島の「星野リゾート」に宿泊予定です。


2)朝食

 8:50のフェリーに乗るのですが、結局、朝に時間帯にやっている地元の有名店はないことがこの2日間で分かりました。
 フェリーターミナルの売店で何か買うなら、ホテルの朝食でもたいして変わらんやろ・・と、わたくし、ホテルの朝食をいただきます。
 一応S君には、モーニングコール時に、その旨を伝えました。
   
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 普通のビジネスホテルの朝食です。
 この旅行で普段食べない豪華な食事を食べすぎているだけで、みかんには十分すぎる食事ですヨ。
 
 というか、昨日は酔っぱらっていて、腹が減っているのに気づかなかったんですよね~・・
 (・∀・;)
 朝起きたら、何年ぶりか・・・お腹が「グゥ~♪」と鳴りました。
 2日連続でお酒を飲むなんて学生のとき以来でしょうか・・。


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 食べるとかなりお腹が減っていたことに気づき、ついでに食後のパンとコーヒーをばw


3)ホテルを出発 8:15

 常に遅刻ギリギリ+2度寝常習犯として生きているS君を起こし、離島ターミナルへ向かいます。
 
 今日の予定は・・S君は、ジャングルクルーズ
         私は、電動のレンタル自転車で西表島を疾走です。

 1人ずつの時間があってもいいでしょという意味もあるし、自由にやりたいことをそれぞれしよう・・ということです。

 そして、ターミナルに行く道中で、S君が昨晩デリ〇ルを呼んだことを知らされます。
 まさか、隣の部屋でコトが行われていたとはww


 そして、ここでトラブル発覚!
 なんと・・フェリーに時間、8:30でした!
 S君は8:30と分かっていたようですが、自分は8:50だと思ってました。
 もちろん、ギリで間に合ったのですが、これは自分が常に行動を早く起こしていたことで時間的に余裕があったためでして、命拾いです。
 20分前につくつもりが、駆け込み乗船です。
 S君は、大原港へ。自分は上原港へ。別々の船に乗り込みます。


 ※実はこのとき、S君はミスを犯しております。石垣島~大原港を往復券で買っていますが、実は帰りは、上原~石垣島です。



4)いざ、西表島へ。

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 船で55分で到着です。席は4割くらいは埋まっていたかな~というところ。
 天気もいいし、あまり揺れませんので、みかん読書です。
 んで、気づいたらもう西表島はすぐそこ。
 
 そして、S君のことをどうこう言えません。自分も小さなミスを1つしておりました。
 フェリーチケットと交換で、バスチケットがもらえたようです。
 話を聞いていませんでしたw

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 バスに乗り込み、「乗船券をお願いします」と言われて
「へ? ( ̄д ̄)」状態。

 西表島には交通機関がほぼ皆無で、バスもホテルの送迎車みたいなのばかり。 
 だからお金を出してバスに乗る人はほぼいないらしく、「交換できるって知りませんでした・・」と謝って降りようとすると、
「いいよ、いいよ~」と、バスの運転手さん気にせず、乗せてくれましたw
 
 バスは降車ボタンがなく、事前に降りる場所を運転手さんが聞くというシステムw
 離島ならではの、理にかなったシステム。

 バスは10分ほどで、宿泊先の星野リゾートへ。


5)星野リゾート

 荷物を片手にバスを降りると・・ドアマンはいませんでしたが、ホテルのお姉さんが玄関前で、明らかにみかんを待ち構えています。
 振り返ってみましたが、みかん以外に人はおらず (・∀・;)

 こっ、これが・・1泊2万円の力なのか・・。
 
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 貧乏ホテルか、仕事でしかそこそこのホテルに宿泊したことのない私、どういう風に接したらいいのか分かりません。

 とりあえず、「今日宿泊する予定ではありますが、まだ10時なので、私は関係ない人間です。ごめんなさい」と謝罪から入りました。
 ところが、お姉さんは一切、たじろぎません。
 「いえ、お待ちしておりました。どうぞ、フロントでお名前をいただき、仮のチェックINをお済ましください (・∀・) まだお部屋の鍵はお渡しできませんが、問題ありません」とのこと。
 リゾートホテルの過剰なサービスに、みかん驚きを隠せませんw

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 もうこのホテルは、みかんの中で三ツ星ホテルになりました。



6)レンタル電動サイクル~♪

 と・・ドラえもんの声で、脳内再生してください。

 そう・・みかん、実は電動サイクルはじめてです。
 一度乗ってみたかったんですよ。

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 4時間1500円で、ホテルで貸してくれます。
 荷物を預かってもらい、いざ出発~ 


 ところで、私みかん・・
 ロードバイクをかつて趣味にしておりました。
 ほれ、あの早い自転車です。

 事情があって今は乗れなくなってしまいましたが、かつて情熱を傾けたことは事実。
 山梨県まで走ったことがあるし、房総半島1周はもちろん、筑波山などにも登ってます。
 1日、100km、200kmは当たり前です。

 んで、結論から言うと・・ 
 みかんに「電動」は必要なかった・・( ̄д ̄)
 電動チャリって、たしか法律が決まっていて、1/2のパワーしかアシストしてはならず、更に時速20kmを超えるとアシストしちゃいけないんですよね~。

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 わたくしの足だと、ママチャリベースとは言え20kmはやや遅く感じるくらい。
 発進時しか、アシスト機能使えてませんw
 かと言って、時速10kmでタラタラと走るのも、風になりたい自分には無理・・。
 そんなワケでただ車重がおもくなったママチャリを漕いでいただけです。

 それでも、西表島で楽しそうに2人で自転車に乗ってるリア充カップルどもを、ごぼう抜きですよ!



 思えば・・原付バイクで南国を疾走したい・・と考えてた予定ですが、自分が本当に乗りたかったのは、どうやら自転車でした。
 あの楽しかった時間を思い出したい。
 一瞬の風になりたい。
 今はもう叶わぬ夢を、みかんはまだ心のどこかで燻ぶらせ、追いかけてきたのです。
 S君のことを愚かだとは言えるはずなんてありません。



7)白浜港 10:50頃

 千葉のスピードスターみかんの驚異的な足で、白浜港へ到着。
 ただ重い車体なので、普通に疲れましたw

 ここからは船です。

 実は島に行くのではなく、道路が通ってないいわゆる「陸の孤島」まで運んでくれます。



8)船浮
 
 小さな高速船に乗り込んで、約10分。船浮港へと到着です。 

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 海はエメラルドグリーンです。



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 なんと、東郷平八郎さんも立ち寄った地です。
 ロシアのバルチック艦隊を撃滅した日露戦争の英雄ですヨ。

 
 歩いて、7,8分の「イダの浜」を目指しますが、さすがは、島の90%が熱帯雨林の西表島。
 道中、ジャングルです。

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 今頃、ジャングルクルーズを楽しんでいるS君ですが、みかんもジャングルを体験中とは思ってないでしょう。
 そして、ほとんど観光客がいない秘境のビーチ「イダの浜」が見えてきました。

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9)イダの浜

 きぇぇぇぇー! (* ̄ロ ̄)

 美しいのです~~~~!

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 コンドイビーチと、イダの浜、甲乙つけがたし~!

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 ただ、イダの浜には幻の島がありません・・。
 よって、コンドイビーチに軍配!
 しかし・・ここも美しいことには変わりません。

 ここのよいところは、ほぼ人がいないこと。ジャングルの島々が海岸まで迫っていて、また違った景観が楽しめる。
 ネックなのは、遠いこと。
 手軽に美しいビーチを見たい人は、竹富島のコンドイビーチでよいんじゃないかな~。
 西表に泊まるなら、行くのはアリかと。


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 みかん、とりあえず、海水浴を楽しみます。ここもかなり遠浅です。

 一緒に船に乗っていた2人組のお兄ちゃんに写真撮影を頼みました~ (・∀・)




 とりあえず・・1人なので、わが心からほとばしる波動を解放することに

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 作品名:みかん城  (作成時間5分)

 ルーテラン城を模してみました。
 3つの連なる尖塔の中央に、葉っぱ付きのオレンジのような天守です。

 これは・・かなりの防御力を感じます ( ̄д ̄)

 水攻め以外で、落城する気がしません。


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 帰るときに壊していこうと思いつつ、このままにしておきました。
 きっと次の船で来た人が、みかんの築城技術に対抗心を燃やし、更なる戦いが発生することでしょう。

 そんなワケで・・
 海水浴と、砂の城を作って、かなり満たされたみかん・・港に戻ります。



10)白浜~ホテルへ 13:00

 2時間ほど、船浮で過ごしました。
 ホテルまでの帰りは、写真を撮りつつまったり。
 おかげで、自転車のアシスト機能を堪能できました。


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 特にこれという観光スポットはないのですが、数字のキリのいい子午線のモニュメント。


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 こんな感じのキレイな場所はいっぱいあります。



 んで、ちょうどS君のジャングルクルーズが終わって、合流できる時間になりました。

 ちなみに、石垣島でお金をおろし忘れ、ジャングルクルーズの料金を払えなくなっていたS君のために、私がホテルのフロントに1万円預けておきました 
 送迎してくれるハイエースの運転手さんがお金を回収していくようです。
 離島はやっぱり現金じゃないとダメなところが多いですね~。
 
 S君は常に何かをやらかす人なので、1人旅は無理かもw
 そう考えると・・・彼に必要なのは、やっぱり恋人なのかもしれませんね~・・。ハイボール片手に、いつか結婚したいとしきりに言ってました。



11)お昼ご飯 14:00頃

 ホテルの目の前に、2,3軒、飲食店があるので、そこでやや遅い昼食です。
 お目当ての店は、コロナでテイクアウトのみだったので、コチラの唐変木さんへ。


☆唐変木 (食べログ 3.39)

 唐変木というのは・・偏屈で変わった人という意味の言葉です。
 アニメ「四月は君の嘘」の中で、有馬公正くんが、椿ちゃんからしきりに言われる罵声です。


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 この木が唐変木かな?


 んで、沖縄のおばちゃんが切り盛りするお店で頼んだメニューがコチラ

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 フーチャンプル定食 950円 (みかん)  フーチャンプルは、S君オススメの料理なので。




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 カニ汁定食 3850円 (S君)

 

 ・・・   (・∀・;)

 振り返ってみると、この辺りからS君の金銭感覚がおかしくなっていることが、分かります。
 いや・・昨晩のワンナイトラブからだったのでしょう・・。 
 お酒を浴びるように飲み、みかんよりもすでにかなり散財しているS君ですが、彼の豪遊を止められる人が果たしているのでしょうか・・。


 カニ汁はおいしかったようです。
 フーチャンプルも、普通においしかったです。ただボリュームは結構あったので、女の人は頼むのは注意ですネ。



12)ホテルにチェックイン  15:00

 時間もちょうど15時になったので、ホテルにチェックインすることに。
 
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 ロビーからして、高級リゾートホテル感が漂っておりまして、みかんは緊張しておりましたが、石油王S君は鼻をほじりながらフロントのお姉さんの話を聞いております (・∀・;)

 んで、1泊2万円のお部屋がコチラ

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 玄関、広~~~っ。


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 ベッド、でか~~~。


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 ちなみにこれベッドじゃなくて、愛を語る2人が寝転がれるおしゃれスペースです。


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 ベランダにも、寝転がれるスペースが。



13)南国のリゾート

 んで、さすがはしっかりしたホテル。
 コロナのルールを守り、お酒の提供は今はやっていないようです。

 部屋で飲むためのお酒を買いに、S君は近所のスーパーへ行くようです。


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 みかんは待っている間、ホテルのプールを楽しむことに (・∀・)

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 うひょ~!
 美しいビーチとは違った意味で、テンションが上がります!

 今だけは・・セレブの気分を味わえるのです。
 なんといっても、2万円を払った石油王の付き人ですからね。
 


 写真を撮り忘れましたが、プールサイドでは蝶ネクタイのボーイさんが、ノンアルコールカクテルのサービスを提供しております。

 飲み物や、軽いおやつも無料で提供していました。
 なっ・・なんという。
 
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 こっ、これが無料だというのか・・ (・∀・;)
 世の中のお金は、こういうところに使われているのか・・

 エスプレッソと、ロイズのチョコレート。


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 ブルーシールアイスクリーム。

 プールサイドでこれらをいただきました。

 映画の中のハリウッドスターになった気分を味わえただけで、もうみかんは・・感無量です  (ノД・。) 



 んで、いつまでたってもS君は帰ってこないので、プールの水面に浮き輪で30分くらい浮いておりました (・∀・)

 家族連れの子供は、飽きることなくプールではしゃいでおりますが、その他の人は、入れ替わり立ち代わりでして、20分ほどプールサイドを楽しんだらさっさと次へ行ってました。
 1時間もここでまったりしていた私は・・余裕のある大人に見えたことでしょうw



14)ホテルのビーチ

 S君が帰ってきたので、ホテルのビーチへ。
 プールから約10m。歩いて5秒ですw

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 日が傾いてきてるのもあり、そんなにキレイでもなく普通のビーチです。

 ただ、全く人がいません。
 私とS君しかおらず、完全なプライベートビーチです。
 S君、ここが相当気に入ったようで、彼もハリウッドスターの気分になったと言ってました。

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 ちなみにここは、日没の名所でもあります。
 水平線に沈む真っ赤な夕日を見たいのです (・∀・)



15)夕焼け

 30分ほどビーチで、お互いの午前中の活動を報告したりなどして過ごした後、いったん部屋に戻りシャワーを浴びました。
 そのあとは、夕日を見てから、ディナーの予定です。 


 んで、S君がなんでスーパーで時間がかかっていたのか、おぼろげながら分かりました。
 みかんのお土産だそうです (・∀・;)

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 みかん「に」ではなく、みかん「の」です。
 「千葉に帰ったらお土産を渡して、この感動を誰かに伝えるんや! それでこそこの物語は完結するんや!」
 またもや意味不明の論理を炸裂させるS君ですが、自分の思考回路も似たり寄ったりなので、深くはツッコメません。

 あとは、大量のビールと泡盛、夜のツマミ・・ 今日もとことん飲むみたいです。





 で・・・ 日没前にビーチに行くと、結構人がいました。

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 夕焼けと少女 撮影:みかん


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 たそがれるみかん 撮影:S君


 結局、この日も、厚い雲があって水平線に沈む夕日は見れず。
 でも、満足の夕焼けでした。
 いつか、まだ見ぬどこかで、人生最高の夕日を見ることといたしましょう!



16)ディナー

 S君と、中山美穂が食べる予定だったディナーです。
 (お1人様、4600円 ビュッフェ方式)

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 自分には盛り付けセンスとかないので実際よりショボく見えるかもですが、普通に一流ホテルのビュッフェでしたYO! (* ̄ロ ̄)
 5,60品はあったんじゃないかな~。そしてお味は、もちろんウマイっす!
 自分は特に、紫芋の揚げ物?みたいなのがおいしかったです。
 数合わせのためだけと思われる品もありましたが、メインの石垣牛のスペアリブや、ローストビーフはさすが!といううまさ!

 みかんは、おかわり1回+デザート1回。
 S君は、おかわり2回、席を立ちました。

 食べ放題なので、素人はついつい嬉しくなって食べすぎてしまいますが、みかんはハリウッドスターなので、その辺はぬかりありません。
 少しずつ、ほしいものをたくさんの種類食べれました。
 んまあ、当然ですナ ( ̄д ̄)

 と・・・・

 思っていた自分は、1時間後には、もういませんでした。

 この後、この旅最大の悲劇がみかんを襲います。




17)悲劇

 ディナーのあとは、ビーチに星空を観に行きました。

 人工の光がほとんどないので、本当にキレイでした。
 空には、こんなに星があったのか!というほどに、満天の星空。

 天の川があんなにハッキリと見えたのも、人生初でした。

 写真を撮ったのですが、ほぼ画面真っ暗なのでお伝え出来ないのが残念です。


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 んで、中山美穂が眺める予定だったロマンチックな星空をうっとりと見たあとは、S君はジャングルで疲れ果てたらしく部屋で爆睡です。

 そしてみかんは、お腹の違和感が・・大きくなるのを感じていました。



どうやら・・お腹、壊しましたヨ ・・ ( ̄д ̄)


 そのあと、みかん・・2時間、トイレの住人に。
 人生で3本の指に入るひどい腹痛でした。


 S君はなんともなかったので、もちろん単に自分だけの問題。
 何かがあたったワケでもなく、食べ過ぎたワケでもなく、たぶんですけど・・・
 ビュッフェって、食べ放題だから、少しずつ色んな品目を食べますよね。

 つまり、普段食べない「食べ合わせ」になってしまうと思うんです。
 ケーキの生クリームと、ローストビーフ、お刺身、紫芋のおこわ・・
 まあ、あくまで自分の推測ですが・・ それらが混ざり合い、胃が「どうやって消化したらいいねん ( ̄д ̄) 肉には肉、芋には芋の消化酵素があるんやで。よく分からんから、胃液いっぱい出すゾ」 みたいな・・。


 結局、S君がイビキをかいて寝ている間、みかんは苦しみ続け、翌朝には血便まで出るという・・ (・∀・;)

 下痢や水便はよくありますが、血便って、明らかにどこか内壁が傷ついたでしょ・・。

 んまあそんなワケで、みかん・・眠れない夜を過ごしつつ、朝には干からびておりました。
 もう水分も出きってしまい、カラカラの干し果物です。



18)お会計まとめ

 3日目= 約12000円 を消費。
(西表島フェリー代金、船浮フェリー代、レンタルサイクル代金、ランチ代金、ディナー代金)

その5へつづく


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石垣島 旅行記その3

◇第5章 天国に一番近い島 (石垣島旅行2日目)


1)起床 6:00

 さて、2日目です (・∀・)

 旅行だと、脳が興奮してあまり寝付けないし、さらにはいつもと違う枕。
 そんなにも寝られませんでしたが、まあ問題なさそうです。

 7時までは、ファミマにお水を買いにいったり、ブログの下書きを書いたりなどをして過ごします。
 7時に、隣の部屋のS君にモーニングコールをし、1階へ。
 
 1階で、ホテルの朝食を食べられる(無料)のですが、2人とも食べず。
 せっかく沖縄に来ているので、地元のお店で食べたいっすね~。


2)朝食なし ~ 港付近B級スポット 

 石垣島は太陽が出ているときがメインの観光地なので、朝から動く観光客のために、OPENが朝早いお店が多いのです。
 6時とか7時のOPENとネットに書いてある目星をつけたお店に、先に起きたみかんが2軒ほど電話しますが、つながりません。
 どうやら営業していないパターンのようです。

 8時に部屋から出てきたS君に状況を報告し、「まあ~仕方ないよね~」と言います。

 今日は、船で「竹富島」に行くので、歩いて6,7分の離島ターミナルへ行く途中、港付近のB級観光スポットを見ながらブラブラと歩きました。


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 桃林寺

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 730記念碑
 シーサーになりきっておきました。



3)離島フェリーターミナル

 港にあるフェリーターミナルから、いろんな他の離島にいけます。
 フェリー会社は2社ありますが、どっちでもいいみたいです。
 我々2人が向かうのは、船で10~15分。一番近い「竹富島」です。

 1人往復2160円
(どこでもらったか忘れた割引券を使用です)


4)竹富島へGO 9:00

 9:00出発の便。
 S君は、売店でお酒を買い込みます。今日もグテングテンになるまで飲むようです。
 一応気を使って、乗り物の中では飲まず、出てから隠れるように飲んでいますw
 彼にも、コロナ禍の中でということで良心の呵責が存在するようです。


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 今回の旅行の中で乗ったフェリーの中で一番豪華でした。

 みかん、帝王になった気分でふんぞり返っておきました~ (・∀・)

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 35ノットくらい出る高速船の水しぶき~ なし汁よりも、みかん汁よりも凄まじい「ブシャー」です。


5)竹富島 上陸 9:15

 千葉のコロンブスと呼ばれたみかん、竹富島に上陸です (・∀・)ノ
 
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 港で、常にンコが長いS君を待ったために、バスに乗り遅れて徒歩で島の中心へw

 この島は、これぞ離島という感じで、ほとんど人がいません。

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 こんな感じの「ザ・沖縄」という感じの集落があります。
 子供のころ教科書で習った「台風に耐える沖縄の民家」の石垣塀を見れて、感激です。


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 水牛車の観光も有名です。

  
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 お犬さまがいたお店で、レンタルサイクルを借りました。
 3時間で1200円お支払いです。
 (1H400円 1日だと1500円です)

 竹富島は、ほぼ平坦な島で外周で9.2Km。
 大きさ的に、チャリで回るのが一般的のようです。


6)お昼ご飯 10:30

 「めしだ、めし。みかん ( ̄д ̄) 俺は腹が減って、餓死しそうだ・・」
 というS君の言葉に従い、とりあえず、腹ごなしです。

 車エビが名物?というか養殖が盛んらしいので食べたかったのですが、あいにくお店はコロナで休業。
 島の中は狭いので、電話せずともお店の前にいけばスグにわかります。
 やってるお店の方が少ないので、レンタルサイクル屋さんに戻って聞くと「竹乃子はやってるよ~」とのこと。
 沖縄そばのお店で、竹富島人気No.1らしいです。
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☆ 竹乃子 (食べログ 3.72)

 沖縄そばは2回目なので、気が進まずも、これが結果的に大ヒット! (・∀・)

 離島なのに、異常に食べログの点数が高い理由が分かりましたw
 石垣島で1日目に行った 来夏世(食べログ 3.63)と比べて申し訳ないのですが、もちろん来夏世さんもかなりおいしかったが、個人的にはこちらが上です。

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 スープは塩味がまったく尖っておらずまろみ。優しくて、薄味ながら深みのある味わいです。
 麺は更に弾力のあるシコシコ麺で、豚の3枚肉が絶品!
 甘い系のチャーシューですが旨味がすごく凝縮されていて、都内のすごいうまいお店のラーメンのチャーシューよりもおいしいと感じました!
 これはウマイっすね~!!

 一緒に頼んだスパムむすびは・・普通ですw
 まあ、米どころではないですし、これは仕方なし。

 竹富島No.1の看板に偽りなし! みかんがオススメできる名店です。

 3枚肉そば 900円 スパムむすび 250円 

 

 あ・・ちなみにですが、石垣島も含めて、離島のお店は個人商店がほとんどなので、お店の人はとにかく小銭を欲しがります。
 おつりを十分用意できないのでしょうね~。
 そんなわけで、石垣島周辺へ行く際は、小銭をジャラジャラ、千円札をたくさん持っていくといいと思います~。




7)西桟橋 11:30?

島の中心部?から自転車で約3分。西桟橋にやってきました。


やべぇぇぇ~! (* ̄ロ ̄)

海の透明度、やべぇぇ~!ww

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 村上龍さんの小説「限りなく透明に近いブルー」という表現をお借りいたしましょう!

 みかんは実は読書が趣味でして、この旅行中でも、飛行機や船の中で本を読んでいました。
 旅行中に、2冊読み終わりましたYO。



 さて、こんなに美しい西桟橋の風景ですが、南の方を見やると・・・いやでも目に付くものが見えました。
 明らかにここよりも、砂浜が白くて、光り輝く場所があるのです 
 (・∀・)

 そうです。次にいく「コンドイビーチ」です。



8)コンドイビーチ 天国に一番近い島
 (みかん、超オススメスポット!

 S君と2人で心を輝かせて、あの光を放つコンドイビーチを目指します。
 「あれ、明らかにおかしいやろぉぉ~!ww この世にある風景の色とは思えんでぇぇ~!」

 実は竹富島へ行く前に調べたコンドイビーチ、全然期待はしてませんでした。
 石垣島にビーチはどこにでもあり、どこでもキレイだったのです。

 だから、こんなにも美しいビーチがあるんなんて・・夢にも思いませんでした! (・∀・)ノ


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 みよ!この美しさ。

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 ここは・・本当に日本ですか・・ ( ̄д ̄)



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 まさしく、天国に一番近い島です!


 帰ってから調べたここのウンチクを少し語らせていただきますとです。
 テレビでよく紹介されていると思うのですが、海外にある「干潮時にしか出現しない島」と似たようなモノがあるんですヨ!奥さん。
 で・・ここのコンドイビーチは、実は「逆」でして、「満潮時に、それまで陸続きだった砂浜が水没し、あたかも、100m沖合に白い砂の島が出現したような状態になる」のです。

 それを知らないみかんとS君、「あれって、よく聞く幻の島やろぉぉ~! (・∀・)ノ」と、大はしゃぎで興奮を隠せませんw
 実際、どっちでも観光客にとっては一緒ですからねw

 もちろん島には上陸自由です。
 ここはすごい遠浅で、300mくらい、水深6,70cmが続いてるんじゃないかな~。

 そのため、ライトブルーの海がどこまでも続き、空には真っ白な入道雲。そして、雲と同じくらい白い砂浜と真っ青な空。
 世界の境界線がどこにあるのか・・いや、境界線なんて世界に必要ないんや・・そう思わせてくれる、青と白だけの世界です。


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 そして、まるでウユニ塩湖のように、水たまりに白い雲が映りこみ、夢のような風景です。

 自分、グアムにも行ったことがあるんですが、こっちの方が断然キレイです!
 S君もバリ島、タイの離島に行ったことがありますが、大満足で「人生で一番キレイな海や!」と少年に戻り目を輝かせております。


 そして思えば・・この麦わら帽子。
 恥ずかしながら、このときやっと意味が分かりました。
 このライトブルーの海と砂浜と雲しかないこの景色こそ、この麦わら帽子の色の2色の意味するところだったのです。
  この帽子も、この風景に出会うことができて、感無量なことでしょう。


 気温33℃で、浅い海は完全な温水プール。
 浮き輪に乗って流されたり、空をただただ見上げたり・・それだけで心がすべて浄化されていきます。

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 ああ・・世界はこんなにも美しかった。

 みかん、石垣島で、パプニカを見つけました (・∀・)
 1時間ほどいましたが、全然飽きませんでしたw



風景の美しさは、天気、太陽の位置、雲の配置など色々な要素で変わります。
 私たちが訪れたときは、たまたま最高のコンディションだったのだと思われます。
 なので、美しいと感じるかは個人差がありますので、あしからずですw




9)星砂浜

 次に向かったのは、星砂浜。

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 ここには、星の形をした砂があります。正確にはサンゴか何かの欠片?みたいですが・・。
 というわけで、他の観光客の皆様にならって、我々も星の欠片を探しに・・と思ってたら、S君まったく興味がなく次へいこうとw


10)星のや

 S君、みかんと同じく建物を見るのが意外と好きでして、ここのホテルが見たいと言い出しました。
 竹富島にある星野リゾートのホテルなのですが、普通に沖縄の古民家のように模した部屋がポツポツとあるという、沖縄情緒あふれるリゾートでした。
 残念ながら写真は撮れなかったですが、S君満足。
 どうやら、次に来るときに泊まるための偵察もかねているようです
 (・∀・;)

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11)帰還 13:30

 そんな道程で、島を半分くらいぐるりと1周してきまして、レンタルサイクルのお店に帰還。
 みかんは、かき氷(250円)。S君はオリオンビール(300円)で、パラソルの下で休憩っす。

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12)水牛車

 水牛車に乗ってみることに。
 動物に乗るのは、特に何にも感じることがないみかんですが、S君がどうしても乗りたいというので乗ってみました。
 お1人さま、2000円です。


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 水牛くん、想像よりもはるかに・・遅いです (・∀・;)
 しかしまあ、これこそが沖縄時間。
 水牛さんが止まってしまう時間には、ガイドのお兄さんがトークや沖縄の歌で盛り上げてくれますw

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 25分ほど、街中をノロノロと水牛にひかれて移動し、終了。
 正直にいうと、みかんにはどういう価値があったのかイマイチ分かりませんでしたが、ここでしか乗れない動物に乗れたS君の笑顔で満足しておきましょう。


13)たきどぅん (食べログ 3.27)

 たきどぅんという島唯一?の商店があり、水牛のガイドお兄さんによると、島の人はコンビニと呼んでいるらしいですw

 S君の買ったビールは「ソレ、ぬるいから」という理由で、おつまみを2つ無料でもらってましたw
 みかんは、たぶん手作りのドラゴンフルーツのシャーベットを買いました(120円)
 どうやら、ここは店主?のおばちゃんの人柄が名物のようです。

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14)石垣島へ戻る

 15時くらいの船で石垣島に戻ります。
 竹富島は小さい島なので、半日で見て回れますが、最高の島でした! (・∀・)
 誰もいない離島のゆるゆるの空気と、美しい海、青い空。

 
15)しばし、現実に戻る

 石垣島に帰還したところで、S君に電話が。
 どうやら東京のお店でややトラブル。
 S君、ベンチに座ったままで、30分~1時間ほど対応に追われます。
 お腹をすかせて、さあ石垣島で何か食べるゾ~ というタイミングだったので、S君ややイライラ。
 
 そんな様子を見て、みかんは離島ターミナルの売店でサーターアンダギーを買ってきて、電話口でぶつくさと話すS君に差し出しました。

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 S君、サーターアンダギーをわしづかみですw
 ついでに、スパムむすびを買ってきてほしいとのことなので、買ってきてあげました。
 時間的にこれ以上あとに食べると、夕飯を食べれなくなってしまうと考え、諦めたのでしょう。
 おやつでお腹を満たします。
 
 その間、みかんは読書などで時間をつぶしてました。



16)パンナ公園へ 16:00
 
 予定では、やや遅いランチを食べてから、2人で原付を借りて島内を疾走するつもりでした。
 しかし、竹富島が予想以上によくて長居してしまったのと、この東京でのトラブル対応で、時間もなくなってしまいました。
 よって、ツーリングは明日以降へ。南国の風になるのはまたの機会にです。

 どうしようかのぉ~ ( ̄д ̄) と2人で相談し、島の中央部にあるパンナ公園へ行くことに。

 島の中央は山になっていて、パンナ岳(230m)があり、その周りが自然公園になってます。

 その自然に触れながらブラブラし、水平線に沈む真っ赤な夕日に野望を誓って、ホテルに帰ろうというプランです。


 んで、バスを探すと1時間後でした。
 うーん・・と思い悩みつつ、タクシーの運転手さんに聞くと、「1200円くらいで行けると思うよ~」との答えだったので、タクシーに乗り、パンナ公園へ。
 距離にして5kmくらいなので、全く苦じゃない自分1人なら歩いていったところですが、都会のコンクリートジャングルに暮らし、やや腹が出てしまったS君にはツライ行程です。
 実際には、960円で到着~。


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 入口近くに、何かの慰霊碑が建っていましたので、みかん・・ロストアークで学んだ祈りを捧げます。
 おお・・神よ。 死者の魂と、わたくすの煩悩を救いたまえ・・と。


 んで、帰りのバスがよく分からないので、公園管理事務所みたいなところのおじさんに聞くと笑われました。
「バスは1日4本しかないで~ (・∀・) まあ、帰るときは歩いていくのがいいんでないかい?」ということです。
 とりあえず・・疲れ果てて困ったら、タクシーを呼ぼう・・と「金の力での解決」することを胸に秘めて、2人で散策。
 管理事務所のおじさんに教えてもらった景色がいい場所まで登ります。


17)パンナ公園登山

 「俺はこの年になって、自然に豊かさを知りトレッキングに目覚めた ( ̄д ̄) 先日も高尾山を上ってきたのだ。甘く見るなよ」
 とS君は言いましたが、明らかに息が上がっています。
 私も汗だくではありますが、まだ全然余裕があります。


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 12%の坂は、自転車で上るとロードバイクでもたち漕ぎしたくなる斜度です。

 なぜか現代医学の話をしながら登っていくと、30分ほどで「エメラルドの海の見える展望台」に到着しました。


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 うーん・・なかなかやね~ 今まで、自然の緑と青い空と海ばかりだったので、眼下に街並みが見えるのが珍しく新鮮でした。

 S君は疲れ果てて、ベンチでゴロリ。「どうやら酒を飲み過ぎた・・」とか色々と言い訳してます。
 S君の回復を待って、公園の奥へ進もうと思い読書をしていると、雲行きが怪しく・・。

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 どうやら南国特有のスコールのようです。
 S君、完全に心が折られてしまい、「みかん、俺はここで寝る ( ̄д ̄)」と言い出し、スコ-ルの中、自然公園の中でお昼寝です。

 弾丸ツアーもやりますけど、基本的にみかんはまったりでもいい派なんで、こんな時間もいいよね~ と南国の緩い空気の中で、温かいスコールの雨音をBGMに読書にふけります。
 
 1時間ほどでS君がムクリと起きだしたころには、スコールはすっかり上がり、西の空にやや赤みがかかってきました。

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 虫の声が戻ってきた風景の中で夕日を眺め、みかん黄昏れます。

 夕日がキレイだというフサキビーチへ移動するか?とS君は聞きますが、雲の厚さと位置関係から、今日、水平線に落ちる夕日を見るのはほぼ無理だと悟り、ここで一縷の望みに賭けようと提案します。
 

 結局、雲に覆われ、沈みゆく夕日に2人の青春をかける・・という夢はかなわず。
 しかし、夕焼け色の染まる空と、海にぽっかりと浮かぶソフトクリームみたいな雲が素敵でした。

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※S君がある野望のために、実はここでの昼寝で体力を回復していた・・のを知るのはまだ先のことです・・。


18)街へ

 S君の希望でタクシーを呼び、下山。
 街まで1300円ほどでした。
 
 とりあえず、「石垣牛を食べたい (* ̄0 ̄*)ノ」との、わたくしの希望でチェックしていた焼き肉店へ。

 しかし、コロナで20時まで営業で、ラストオーダー19:30。しかも満席・・。
 第2希望の店も、第3希望の店も同じく・・
 ネットの情報まったくアテにならずです・・。

 昨日と同じ夕食難民と化し、焼肉店を更に3,4軒と片っ端から回りますが、全部ダメ・・。
 今日は、1万円くらい食ってやるつもりで、
「みかんのお財布が火を噴くときなのです~! (* ̄ロ ̄) くわぁぁぁー!」と豪遊を胸に秘めていただけに残念極まりありません・・。

 結局、21時ラストオーダーのお店を見つけたので、そこに2人で入ります。
 串焼きのお店です。

 お腹減ってるので、なんでもいいです・・( ̄д ̄) とS君はゾンビのような顔をしてます。




☆野菜巻き串 ぐるりくるり (食べログ 3.06 ※できて2年の店)

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 ところがこのお店がなかなかのHITでした!
 食べログの評価おかしいやろ・・という感じなのは、開店してまだ2年だからでしょう。開店してから、ほぼコロナ期間です・・。
 ちょっとチェーン店っぽいところでしたが、活気があってサービスもよかったし、お料理も安定したお味でした。

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 せっかくなので、みかんシークワーサーサワーをいただきます。
 2人で、石垣島の夜に乾杯~~!

 串焼きのお店で、お料理の種類は豊富です。

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 昼間に食べたかった「車エビの焼き物!」、いま先ほどまで求めていた「石垣牛の牛串!」 
 この2つがメニューにあっただけで、みかん、大満足で吠えます! 
 (* ̄ロ ̄) きぇぇぇぇー!




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 そのあと頼んだのはほぼS君。
 ジーマミー豆腐という、沖縄のピーナツ豆腐。
 ソーメンチャンプルー。(これがウマかった!)
 エビの生春巻き、串を何本か、地元のものの謎の天ぷら、お酒をいっぱい(S君)

 さっきも言ったけど、店員さんの威勢がいいし、料理はどれもクオリティーが普通に高い。最高レベルではないけど、3.3~3.5くらいつけてもいいっしょという感じ。

 お会計は2人で、8250円でした。

 みかん、大満足ですYO (・∀・)



19)ホテルに帰還

 ホテルのエレベーターに乗っていると、S君突然つぶやきます。
 「みかん・・デリ〇ル呼んでいいか・・( ̄д ̄) 」

 「おっ、おうよ・・(・∀・;) そこは好きにすればいいんでないかい・・?」

 S君、今日は「いやあ・・お前とこの旅に来て本当良かったゼ!」と竹富島でしきりに繰り返していたので、あまりの旅行の満足感にすっかり彼女のことを忘れているのだと思っていましたが、どうやら心の片隅にひっかかったままだったのでしょう。

「酒をまだ飲むんだが・・呼びたくなったら、呼ぶかもしれん ( ̄д ̄)」というS君。


 それに対してみかんは、
「お前の、ワンナイトラブを楽しむんやゾ!、兄弟! (・∀・)ノ バン!」と、彼の心情をおもんばかり、力強く勇気づけました。


 これは、きっと・・彼が中山美穂から卒業するために、通らねばならない通過儀礼だったのだと。
 自分はそう理解しました。

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 俺の恋は・・あの南の島の波間に消えていった。
 静かに打ち寄せる波のように、俺の心を半分奪い去りながら・・。
 美穂・・。もう涙か、波か分からなくなったよ・・

 (S君の心情を代弁  作詞:みかん) 





20)お会計まとめ

 2日目= 約12000円 を消費。
(竹富島フェリー代、レンタルサイクル代金、タクシー代金、水牛車、お昼ご飯、おやつ代、夜の飲み代などなど)

 その4へつづく


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石垣島 旅行記その2

つづきッス

4)石垣 やいま村 13:00

 そのまま、島を時計回りに回ります。
 
 やいま村は、沖縄の伝統的な家屋が見れるところです。
 入場料は1000円

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 沖縄の集落は見たかったのですが、このあとの旅程で博物館ではなく本物の集落を見ることになったので、ここは別に見なくてもよかったですw
 んまあ、石垣島だけで観光する人は行ってもいいかな~と。

 でもせっかく来たので、入場料分、思う存分楽しむことにします。

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 見よ!みかんの楽しみ方の波動を! (* ̄ロ ̄)
 民家の中で見つけた太鼓を叩き、パプニカのニア村の各所にある太鼓のごとく、そのビートを刻んでおきました。
 沖縄っぽい自作の歌を歌い、楽しい観光客を演じます。

 こういう風にメチャ楽しんでいると、施設の人も「俺たちの守っている施設にはこんなに魅力が・・」とか、「こんなに楽しんでいる観光客が・・」と仕事に誇りを持ち、明日からも頑張れるというものですよ。



 うんうん。いいことしたな~と、悦に入っていたのですが・・
 やいま村の中にある「リズザル園」には、驚きを隠せませんでした。


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 ここはリズザルを72匹飼っているのです。

 へ~ 沖縄にこんな種類のサルがおるんか~と思い、やる気のなさそうな施設の係員さんに「本州にはいないですね~」と尋ねると・・
いえ、沖縄にもいません」との答え。

 えっ (・∀・;) じゃあ、どこにいるの? と続けて質問すると、
「南米にいます」との答え。

 で、では・・なぜ、ここで飼育を・・(・∀・;)
「原産の南米に気候が似てるので」との回答。

 一度にすべての答えを言わないお兄さんに会えただけで・・なにやらここの施設に来てよかったとみかんはしみじみと思いました。
 「やいま村の質問に簡潔に答えるお兄さん」のお話でした。

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5)川平湾 14:00

 続きましてやってきたのは、川平湾です。

 ここは石垣島で一番有名な観光スポットらしいです。
 そして人気No.1だし、海の景観もNo.1

 草むらを抜けて、海が見えたとき、その美しさにS君とみかんは感動しました。
 一番太陽が高い時間で天気も最高だったことも大きいです。

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 しかし結論を先にバラしてしまうと、個人的にここよりも美しいと感じた景色にこの旅行中で出会えました。川平湾はNo.4です!

 
 川平湾は、海の美しさもありますが、島々が点在するこの景観もセットで売りなのだと思います。
 遊泳は禁止されています。
 その代わりに、グラスボートという船の底がガラス張りになった船に乗って海を楽しめます。

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 ウミガメや、カラフルな熱帯魚、サンゴなどが見えました。
 水中生物を見たいけど、潜るのが無理な人にはいいですね~。
 アメリカ軍基地勤務と思われる家族連れのみなさんと同乗で、まるで外国にいる気分でしたw
 そして、さすが石垣島No.1の観光地。船の従業員の方の「ウェルカム~」的な接客は最高でした。
 空港でもらった割引券を使い、1人1000円でした。



6)米原ヤエヤマヤシ群落 15:00くらい  
 
 S君は3日目に、ジャングルクルーズっぽいアクティビティに行くのですが、みかんはスルーする予定。
 なので、ジャングルの一端を味わうためにここへ。
 歩道を3分ほど歩くと・・ジャングルを分け入っている雰囲気を感じられるそうです。

 結果、みかん・・ジャングルは3分で満足しました ( ̄д ̄)
 一緒にジャングルへいこうゼ!と言っていたS君に断りを入れ、別行動を決意。

 
☆パーラーぱぱ屋 (食べログ3.51)

 あとは、飲んでみたかった「サトウキビジュース」をここで飲みます。300円
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 全然メジャーではない飲み物なので、売ってるところは何か所かしかないみたいです。
 そして、90%くらい予想していたことなのですが・・
 やっぱりか・・と思ったのですが・・
 基本的に、ただの甘い水だったw

 お店のおじさんは、実は正直に答えてくれて、「甘いだけだよ~ (・∀・)」と言ってくれていたのですが、みかんの好奇心が確認せずにはいられませんでした。
 甘い中には、草のような味わいw と竹筒を舐めたような味がしました。

 お隣は、高級品種のパイナップルジュース(500円)です。
 これは普通にとてもおいしいフレッシュジュースだったことを付け加えておきたいと思います。



7)石垣島最高だゼ~

 「みかん・・楽しいか? 俺は・・とても楽しいゾ ( ̄д ̄)」 
 車の窓の外から見える海を見つめ、みかんから顔をそむけたS君がふいにそんなことを聞きます。

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 みかんは答えます。「当たり前やないかい! お前と石垣島に来てよかったゼ! 石垣島、最高ぅぅぅ~! (・∀・)ノ」

 「お前がこの旅行を楽しめば、楽しむほど・・ある意味、俺の溜飲は下がるのだ」
 すでにかなり酔っているS君、トツトツと彼の心情を語り始めます。
 S君によれば、はじめは穴埋めにしか過ぎなかったみかんという友人との旅ですが、みかんがこの旅を楽しみ、自分もコイツと来てよかったゼ!という感情のボルテージが上がっていくたびに、「すさんだ心」がゆっくりと満たされていくのを感じるようです。

 「だから、もっともっと楽しめ!みかん! お前の心の波動の全てをこの石垣島で弾けさせるんや!」 

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 この日の気温は、最高34℃ 最低27℃ 真夏です。
 台風が来やすいシーズンなのに、全部晴れていたのはラッキーでした。
 その天候の良さも、みかんがS君の誘いに乗った理由の1つ。

 普通沖縄なんて、行くのに計画を立て、準備し・・と1か月前は必須になりますよね。
 1か月後の天気なんて誰にも分かりません。
 んで、楽しみにしている沖縄旅行をモヤモヤした気持ちで、天気予報に一喜一憂して過ごすことになります。

 私が、彼から連絡を受けたのは、出発2日と12時間前。
 だからそういう意味で、この話は渡りに船だったと言えるのです。
 そして、これを逃せば「自分が沖縄に行くことなんて人生でないかもな~・・」と、おぼろげながら感じたのも、誘いに乗った理由の1つです。


 んで、男2人で特に気を使うこともない気楽な関係。
 当初の予定を、どんどんと修正していきます。
 今は、2日目に行く予定だった「平久保崎」を目指しています。

 そもそも、S君は行き当たりばったりが大好きな男。
 酒の力もありますが、彼はある意味で窮屈だった「旅行の型」から、今このとき解き放たれたのでしょう。
 みかんがずっと麦わら帽子をかぶり、メッチャ楽しそうにしているのを見て、いつの間にか彼の心の中の何かが氷解していったのです。


※こうしてS君の心は解放された。
 しかし、それは同時に多くの危険と隣り合わせの旅を意味するとは、みかんはまだ気づいていない・・。




8)平久保崎 16:30?

 平久保崎というのは、石垣島の北東部に位置する景勝地です。

石垣島

 地図をご覧になってください。

 石垣島は、南部が市街地。なんと人口48000人もいます。
 普通にコンビニもマクドナルドもイオンもあり、都会と変わらない生活ができそうです。

 いま、みかん一行は・・、空港から南部市街地を通り、島を時計回りに走り、西の海岸沿いを北上中です。
 平久保崎は、北東部のひょろ長い半島の先っちょですナ。



 前述のようにS君の語りに耳を傾けながら、1時間弱ほど車で走ることになりました。

 そして、やってきた平久保崎は・・ 最高でぇぇぇぇ~す! (* ̄ロ ̄)ノ

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 実は、自分の旅行したい一番の目的って、「素晴らしい景色を見たい!」というものです。

 それは、美しい景色だったり、壮観な大自然の力だったり、圧倒的な建物だったりします。
 そんな中で、この崖と緑と青が織り成す「景勝地」は、大好物です。

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 写真ではあまり伝わりませんが、海が光を反射し、浅いところは薄く透明なブルー。深いところはコバルトブルー。
 そして抜けるような青空と白い雲、深い緑。
 絵画のような美しいコントラストに、みかん感激です!

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 視界を遮るものがほとんどなく、270°くらいぐるりと見渡せるのが、また素晴らしい。

 世界は・・・美しかった。



9)玉取崎 17:00

 そのまま南下し、玉取崎へ。

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 ここもよい景色ですが、平久保崎よりはさすがに1段落ちます。
 行くのなら、先にコチラに立ち寄って、玉取崎 → 平久保崎 で最高の感動が塗り替えられます。

 犬を連れている人がいたので、言葉をかわし、写真をパシャリ。
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 みかん、パトラッシュと心を通わせました。
 

10)石垣島鍾乳洞 17:30?

 この日の日没は18:40頃。
 さすがに日が傾いてくると、どんなに美しい景観も50%OFFになってしまいます。
 そんなもので、余った時間に行く予定にしていた鍾乳洞にいくことに。
 鍾乳洞の中は、昼間でも夜でも同じですしネ。

 営業しているのか、微妙な感じだったので、いつも通り車内から電話。
 すると、18時までやっているとのこと。


 電話を切ろうとすると、おばちゃん、注意事項を聞いてくれ!と懇願します。
 はて?? と思いつつ耳を傾けると・・
 どうやら、近くにもう1つ別の鍾乳洞があるらしく、
「そこと間違えてはいけない ( ̄д ̄)」と切々と語ります。
 すごく丁寧に道を説明してくれましたw

 営業熱心やな~と思うと同時に、もう1つの鍾乳洞の方が気になってしまい・・スマホで検索。
 すると・・
 もう1つの鍾乳洞は、どうやら規模がショボいらしく、「口コミ」で悪く書かれています  (・∀・;)
 あ・・これって、アレやん。
 石垣島鍾乳洞と勘違いして行ってしまい、売り文句と違うやないかい! と怒りをネットにぶちまけているヤツでは・・。

 おばちゃんのあのトークは、熱心な営業というより、「勘違いしてもう1つのところに行かんでくれ~・・」という心の叫びだったのです


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 おばちゃんの心を声を察し、鍾乳洞へ到着。
 電話したものです~と、伝えると喜んでくれましたw
 入場料1人1080円?


 実は、鍾乳洞は、一度見たかったんですよ~ (・∀・)
 
 というのも、小学校の遠足で見に行った鍾乳洞は、高さ20m、奥行き7mでした・・。
(ちなみに、この石垣島鍾乳洞は660mも歩けます)

 7mって・・小学生だからってバカにすんな~! (* ̄ロ ̄)
 そういう大人のズルい考えは、子供にはわかるんやゾ!
 地元の業者と癒着し、7mの鍾乳洞とは言えない「ほぼ崖のくぼ地」を見せて、「これが教科書で見た鍾乳洞や (・∀・)」と先生は語りながら、
 裏では「先生、いつもごひいきにありがとうございます」と越後屋風のおじさんから、袖の下をもらっていたに・・違いありません。
(※みかんの個人的な妄想です。もちろん証拠はありません)

 そんなワケで・・
 子供のころに感じた「社会の理不尽さ、子供の無力さ」それらに決別すべく、みかん鍾乳洞に突入します。
 


 そして、肝心の石垣島鍾乳洞ですが・・
 想像以上に良かったですヨ (・∀・)
 1000円払う価値があるのか?と言われると、「人によります」としか言えません。
 事実、閉所恐怖症のS君、入って1分で、入り口に引き返しますwww
 「俺はこんなところで死にたくはない」と。

 自分は意外と楽しんで写真をパシャパシャ。
 鍾乳洞行ったことないって人は、行ってみるとイイヨ!

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 あ・・トトロと名付けられた鍾乳石がありましたYO。



11)レンタカー返却 18:30頃?

 空港へレンタカーを返しにいきます。
 指定のガソリンスタンドで、満タンに給油しますが、ガソリン1リットル180円。

 これ・・よくあるパターンやんww
 レンタカー料金が安いな~と思ったら、ガソリンでお小遣いを稼いでいた。
 みかんとS君の心は太平洋よりも広いので、もちろん笑って許せます。
 
 ガソリン代1人1200円でした。


12)バス

 空港からは、バスで南部の市街地へ。
 路線バスで1人540円でしたが、分かりにくいところに港へ直行の500円のバスの停留所がありました。
 4日目に気づきましたよ。

 料金も安いし、なんと言っても途中止まらず直行なので、早いです。30分で着きます。
 路線バスだと40分くらいかかるので、みなさん直行便に乗りましょう~。



13)ホテルでよ! (・∀・)

 港=離島ターミナルでバスを降りる頃には、すっかり日は落ちて19時。
 夕日を見るのも1つのプランでしたが、翌日以降に持ち越しです。

 ホテルまで歩いて、6,7分だっけかな?
 いやあ・・ゆっくりするつもりが弾丸ツアーになっちゃったね~ とS君と談笑しながら夜道をホテルまで向かいます。


 やってきたのが、コチラ!
スーパーホテル」さん 

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 おお~ これが1泊2万円の豪華リゾートかぁ~ (・∀・)

 暗くて、よくわからないけど・・立派な門構えだな~

 ホテルのドアマンはいなかったけど、フロントはなんか質素でビジ〇スホテル風だったけど、部屋はスゴイんだろうな~・・ 
 そこはかとなく南国風やし・・

 

 みかん、部屋にIN 

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 うん!沖縄って、きっとリゾート地やし、離島でモノを運ぶの大変だし、意外と物価が高いのかな~ (・∀・) ガッハガハ

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 しかし、ベッドは1つしかありません・・。
 S君は、どうやら隣の部屋へ行くようです・・。

「ええっと・・(・∀・;)」さすがに、ここまでくると、みかんもS君に説明を求めなければなりません。
 いや、ヤボなことは聞きたくなかったのですがね・・。


 S君いわく、「男2人やし、ゲストハウスに変えておいたわ~。どうせ寝るだけやろ ( ̄д ̄) 」

 「シャワー浴びたら、街に繰り出すで~。 明後日は西表島で1泊2万円やで~。 彼女の誕生日なんやし、そこは泊まろうと思ってな~」



 ええっと・・・ そういうことらしいです (・∀・;)
 
 スーパーホテルさん、1泊4800円です。
 ゲストハウスというより、普通にビジネスホテルです。
 設備、十分すぎます。
 朝食ついてます。
 シルバーウィークでこのお値段なら、普通に良心的ですナ。




14)石垣島の夜 20:00?~

 実はS君、こう見えても飲食店経営者です。
 社長です社長w

 そんなワケで、夕飯=飲み系 はすべてS君プランにお任せ。
 みかんは何も調べてません。

 今日は昼間、散々コロナで「営業してません」を食らい続けていたので大丈夫なのか?と一抹の不安を持っていましたが、普通に盛り場は営業してました。
「石垣島ヴィレッジ」?にきました。人いっぱいます~。

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 S君の知り合いのお店に行きますが、満席でした (・∀・;)
 なんでも、営業している店が少ないせいで、営業している飲み屋にお客さんが集中!
 ほとんどのお店が満席でした。

 仕方なしに、なんとか空き席を見つけたお店で飲みます。
 ちなみにみかんは、お酒をほぼ飲みません。
 1年に1回か、2回・・・ 人に誘われて行ったお店で、1杯だけ飲むくらいです。

 すでに相当量を飲んでいるS君ですが、ここでもガンガン早いペースでジョッキをあけていきます。
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S君:「( ̄д ̄) ったくよ~。あの知り合いに、どこで女の子をナンパすればいいとか、あわよくば紹介してもらおうとか思ってたのによぉ~」
 
 S君、相変わらずというか、普通に彼らしい本性がそのままでてますw
 満席で動きが取りづらいし、そういう野望は早々に諦めたのか・・彼は、地元の魚料理をつつきながら、シークワーサーサワー片手に、みかんに語ることを選択したようです。

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 中山美穂さんとのなれそめを語り、みかんはときおり相槌を打ちながら、その話に耳を傾けます。


 彼の悔しさや、悲しみ、怨嗟の声、そして笑いと心の声を聞きました。

 ええっと・・中山美穂さんとのおつきあいは2か月ほどだったそうです。
 (・∀・;)
 いやね・・口ぶりから1,2年くらいつきあっていたのかと思ってたですヨ。

 まあ、そもそもみかんとS君が会うのは、3年ぶりです。
 連絡したのも、2,3年ぶりです。 
 つまり、友達というよりただの腐れ縁ってヤツですナ。

「みかん!お前と来て、良かったヨ~! (* ̄ロ ̄) 付き合って2か月の女に金を使うくらいなら、お前と来た方が100倍良かったんや~! 石垣島、最高ぅぅ~!」
 S君はそういいました。


 そして、みかん。まだ1日ですが、なんかもうこの旅行にきた料金分の元は取っている気がするww
 コスパなんて気にしてたら、旅行なんて楽しめないという意見はごもっともですが、普通に石垣島に来てよかったですし、すごく楽しいッス!
 (・∀・)ノ



 んで、S君の熱い語りと、みかんのどうでもいい話は盛り上がり・・
 何を食べたのか、よく覚えてませんww
 んまあ、久しぶりのアルコールのせいもあるのでしょう。

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 「なめろう」「お刺身3点盛り」「グリーンサラダ」「煮魚?」「エビマヨ」「おにぎり」 だったかな? 
 S君ジョッキで4,5杯、みかんは巨峰サワーとジュース1杯ずつ。
 お会計は8000円強。

 22:30くらいまでいて、ホテルに帰ります。


15) 石垣島の夜は更けていく 

 S君、飲み足りないようですが、やっている店も少ないのでホテルの部屋でまだ飲むようですw
 ファミマで、お酒とツマミを買い込みます。

 「お前は気にせず、寝ろや~ (* ̄ロ ̄)  ただ明日は起こしてくれ」
 そう言い残し、彼は部屋の中へ消えていきました。

 みかんは、シャワーを浴びてから、寝る前にノートPCに今日あったことを思い出して、軽くメモを走り書きです。
 



 こうして、いまそれが「この旅行記」になっているのですが、人の記憶って曖昧だな~と思っているので、自分は感じたことはその場かその夜に記録として残すのが習慣になっています。
 旅行中に書くなんて時間がもったいないじゃん・・と思われることでしょうけど、結局、この方式が自分にとって満足感が高かったんですよね~。
 んで、自分で書いた何年も前の旅行記を読み返すと・・ そのときにそこに行った、感じたことが、さも昨日のように胸に迫り、アリアリと脳裏に思い浮かぶんです。
 なので、この旅行記は、実は人に見せるために書いているのではなく、「自分が読み返すために書いている」んです (・∀・)

 思い起こすと、笑ってしまったり、楽しかったり、感動したり。
 記録を残していない旅行のことも、もちろん覚えていますが、鮮明さが20%くらいしかありません。
 そしてきっと、事実っていつの間にか脳内で脚色されて、都合の悪いことは結構忘れていって、美しい思い出になってしまうんですよね~。
 人間の防衛機能なんでしょうけどね。
「人は忘れていくからこそ、生きていける」

 おっと・・しんみりと語ってしまいましたが、みかんの言いたいことはこうです。
 自分は、「良いことも悪いことも、全部自分のモノなのだ~」そう言う風に生きていきたいのです。
 体験しなければよかったことなんてないさ~ (・∀・)
 だから、記憶に残したいのです。

 そんなワケで、楽しい旅行記を読みたい人にとっては、この記録は・・
 ただダラダラと長く、ツマラナイものに写ることでしょう。
 でも、面白おかしく事実を捻じ曲げることも、省略することもしたくないのです。
 この物語は・・そう・・自分だけの物語なのですから (・∀・)

 
 みかん、充実した1日の思い出を抱いて、石垣島の夜に眠ります。



16)お会計まとめ

 航空券・・32000円 
 ホテル(スーパーホテル2泊)4800円×2日=9600円
 西表島(1泊)= 8000円(2万円からOFF)

 西表島のリゾートホテル1泊は、
「お前は元々貧乏宿でいい人間やし、そもそも誕生日プレゼントだったし、5000円でいいや」とS君が言いました。
「いや、払うよ~」と3回言ったのですが、断られたので、キリのいい5万円をS君にお支払い。

 なので、ホテル+航空券で 合計 50000円です。


 なお、道中のお会計はワリカンです。

 1日目= 約8000円 を消費。
 (ガソリン代、バス代、入場料、お昼ご飯、おやつ代、飲み代などなど)

 その3へ つづく



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石垣島 旅行記その1

石垣島に行ってきたんよ~  (* ̄0 ̄*)ノ

そんなワケで、みかんの「石垣島 冒険記」をお届けしたいのです。

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◇序章 旅立ちはある日突然に・・

1)石垣島

 なぜ、石垣島・・? と皆さん思われたことでしょう。
 それは、当然の疑問なのです。
 なぜなら・・
 みかんも、「なぜ石垣島に? (・∀・;)」とよくわかっていないのです。
 この私にすら分からないのに、読者の皆さんに分かるハズがありません! 
 
 というワケで、なぜ行くことになったのかという経緯からお話したいと思います。


2)我々の未来 

 みかんの友人にS君という人がいます。
 
 基本的に、後先考えずに行動するという点において、みかんと同じ種類の人間です。
 そして、未踏の地に行きたがる蛮勇と好奇心をもっておりますが、人生を適当に生きているのでよく痛い目にあいます。
 この辺もみかんと同じですナ・・。

 んで、その友人S君。
 彼女の誕生日に、奮発して石垣島旅行に行くことにしました。 → 誕生日前にフラれる。

 ・・・・ (・∀・;)

 うっ、何も言うまい。 不幸であったナ・・としか声をかけられません。


 そして、半日で立ち直る偉大なる忘却心を持つ彼いわく・・「石垣島にいくでよ、みかん ( ̄д ̄)」

「キャンセルしてもよいのだ。しかし、しかしだ。 我々がここでキャンセルすれば、あの女の思うつぼよ。俺は、あの女に負けるワケにも、石垣島というかつて夢見たパラダイスにも、負けたくないのだ! 我々の新しい可能性は、キャンセルという愚策の先にあるように思わんか?同志みかんよ」
と、彼は切々と持論を語りました。
 その謎の論理に納得したワケではないのですが、みかん心を動かされました。

 このような謎理論で己を誤魔化さなければならないほど、彼の心は傷ついているようだ (・∀・;)
 更には、キャンセル料というマネー問題の穴埋めに、みかんを頼ってきているのは明白。
 そして、このコロナ禍のご時世にもかかわらず、彼女がいきたいと言ったがために予約したリゾート・・。



 ここからは私の推察ですが・・
「みかんなら、コロナ禍の中で旅行するという世間の白い目に共にさらされようとも、俺についてきてくれるに違いない・・。だってアホだし、友達やし・・」
 という彼の期待感がヒシヒシと電話口から伝わってきたのです。

そして気が付けば、みかんは・・受話器に向かって叫んでおりました!
このみかんに任せておけぇぇー! (* ̄ロ ̄) 」

 こうして、みかんは石垣島へ急遽飛び立つことになったのです。
 実に出発まで2日と12時間のときでした。



3)南海の孤島

 んで、電話が終わった後、冷静になってみると・・
「なんで、石垣島へ行くんや、わたくすは・・ (・∀・;)」と、後悔の波がザブーン、ザブーンと心に打ち寄せてきました。


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 1時間ほど、「今ならまだ間に合うか・・」と逡巡を繰り返すも、「ホテルの宿泊者の名前みかんに変更しといたで~ (・∀・) ダブルベッドもツインに変更しといたわ!(笑)」という彼からのLINEがきて、私は全てを諦めました。

 きっと・・きっと、みかんは石垣島に行く運命にあったのだ! 

 というワケで・・ もう変えられない運命なら・・「楽しもうゼ! 
(・∀・)ノ ヒャッハー」 
 と、気持ちを切り替えることにしました。





 んで、PCで調べてみると・・
 石垣島は、沖縄本島よりも更に南西・・。ほぼ台湾の横でした・・
 
 これは・・熱帯雨林ではないか。
 ある意味、「日本のパプニカ
 そうです!ロストアークでいま、みなさんが冒険している熱い島、パプニカです!

パプニカ好感度キャラ

 みかん、リアルパプニカを冒険してきます!



◇第2章 旅立ち前

1)前準備
 とりあえず、所属するものくろーむに休暇届を出しました。
 9/21~24日の3泊4日。 
 ちょうど、ロストアークの1周年です。
 うぬぬ・・ログインだけでもしたいけど、旅先でのログインは無理そう・・。

「もし帰らぬ場合は、シュシャイアーの氷原にお墓をたててください。勇者みかんここに眠る ( ̄д ̄)と・・」そうギルメンのみなさんに遺言し、決死の覚悟で旅立つことを誓ったのです。


2)マネー問題

 そして、ネットで石垣島の情報を調べるみかんに悲報が知らされます。
 「友人S君、奮発したホテル 1泊2万円」

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 ぬぉぉぉぉ~! (* ̄ロ ̄)

 1泊2万って、どこの石油王やぁぁぁぁ~!
 2万円のホテルって、ドアマンがうやうやしく玄関の扉を開けて、今夜のお食事のワインはいかがしましょうか?って聞かれて、部屋に入ると謎の果物と、いい香りの花が飾られていて、窓から美しい水平線が見えるホテルに決まってるやろぉぉぉー!

 という心の声をグッとこらえて、「そ、そか~・・(・∀・;) 意外と石垣島おトクやな~・・」と、口から魂が抜けてしまうのを必死に抑えつつ平静を保ちました。
 きっと、夜な夜な別れた彼女に対する愚痴を聞かされる・・のも、友人として仕方なき務め・・という優しさを込みにして受けた話なので、今さら引くのは、男気に欠けるというもの。
 みかん、涙を流しながら2万円の部屋に思いを馳せます。
 (わたくし・・寝れるだけでいいんですが・・泣)

3)マネー問題は続く

 んで、まあコロナ禍とは言え世はシルバーウィーク。
 でもお客さん少ないだろうし、航空券安いかもな~・・と、わずかな希望を抱いていたみかんに現実は冷酷でした。
 ピーチなのに、往復3.2万円 ( ̄д ̄)

 人生で貧乏旅行しかしたことないみかん。
 世の中に物価に驚きを隠せません。

 ホテル+航空券で10万円弱。
 これって、海外いけるよね・・。
 てか、何度も10万円以下で海外いったことあるゾ。

 
 ここに至ってみかん、全てを受け入れ、発想の転換でこの窮地を脱することを決意。

「人生で1回くらい豪遊してみたかったんだよね~ ( ̄д ̄)  ああ・・あとさ~。沖縄も1回行ってみたかったんだよね~。ほらさ、日本に住んでて沖縄に行ったことないって、ダサいじゃん。
 I LOVE OKINAWA 」


4)豪遊

 という心の経緯がありまして・・みかん、豪遊を決意。
 ずっと貯めてきた500円貯金を・・使うときが来たのだ。そう悟りました。
 
君のなけなしの勇気を使うときが来たようだゾ
 あの名言が、みかんの心の深い部分にまでコンコンと染みわたります。


 そんなワケで、これから描かれる「石垣島冒険記」は、貴族の旅になるのですが、
「みかんは私たちの味方だと思ってたのに、ガッカリしたゼ」とか、「無駄に散財しよってからに、愚か者め」、「ロストアークは無課金なのに、リア充だったなんて・・」などの苦情はおやめください。

 血の涙・・と、勇気だけを携えて、みかん、南の島へ旅立ちます!




◇第3章 旅立ちのとき

1)9/21 草木も眠る 朝4:00 みかんは目を開けた。

 きっと、いま、今日、この日のために、わが人生はあったのだろう・・。そう感じた。
「大金を使う以上、それ以上に楽しんでやるゼ! (炎Д炎)メラメラ 」という使命感と、まだ見ぬ南の島への憧憬、パプニカへの愛・・それら全てを抱いて、布団から立ち上がったのです。

と・・いう話をしても、需要がなさそうなので飛ばしますw



ただ1つだけ、言っておかねばならないことが、まだありました。

航空会社がピーチから、ANAに変わっております。
それに伴い、出発地が成田から羽田空港に変わりました。

「あっ、みかん。羽田でいいっしょ? ANAになったからヨロ~」という軽いノリで、前日に変更を伝えてきたS君。
 聞くと、どうやらコッチの方が時間の都合がいいらしく、変えたとのこと。

「へ~ (・∀・) 航空会社違うのに、変えられるんやね~」と世間知らずのみかんが感心していると、S君、とんでもないことを口にします。
「あ、今はね~。コロナだから、航空会社はキャンセルを受けなきゃならないように政府から指導あるらしいで~」


・・・・ ( ̄д ̄) 

「もしかしてホテルもキャンセル出来たのでしょうか?」と聞くのは、やめておきました。
ヤボなことを聞いてはいけないのです。
なぜなら、みかんは・・みかんの心はすでに南国に飛んでいるのです。


2)羽田空港 6:20発

 千葉県のみかんの家からだと間に合わないので、S君の家に泊めてもらい、電車に乗って羽田を目指します。
 まあ、それでもギリギリなのですが、S君いわく
「国内線なんて20分前でいいんやで ( ̄д ̄) 楽勝、楽勝。 かつて世界を飛び回ったこの俺にまかせておけ」

 とりあえず、S君が飛行機にいっぱい乗っているのは事実なので、頼もしい限りっす。


 私が飛行機に乗るのは何年振りなのか忘れましたが、もはや隔世の感。
 何もかもが、スマホ1つで出来る世の中なんですね・・。
 S君から送ってもらったQRコードをかざして、搭乗口から飛行機に乗り込みました~。

 久しぶりすぎてポケットの中の金属類を出すのを忘れてしまい、ピーンコーン♪の辱めを受けてしまったのはご愛嬌ですw 



3)石垣空港 9:50頃 到着

 と・・・・いうワケで、羽田空港から石垣島へ、ワープ! ヽ(・∀・)ノ

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 ついに、勇者みかん、沖縄県へ初上陸です。

 南国情緒あふれる空港の前で、ロストアークでおなじみのエモーション「愛情」をきめておきました。
 飛行機の窓の外に、まだ足を踏み入れたことのない陸地が見えた時からみかんのテンションは急上昇中なのです。




そして、空港近くで予約しておいたレンタカーに乗り込みます。

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 軽四だったので、1日2800円でした。

 飛行機の中でビールとハイボールを飲みまくったS君の代わりに、みかんが運転。

 うむ・・・今さらですが・・ どうやら、みかんは運転手として期待されていたようですナ ( ̄д ̄)

 今は違う空の下にいるS君の彼女ですが、彼女が一緒ならS君が運転したところでしょう。 
 みかんという何の気を使う必要もないヤツに代わったので、どうやら旅行中ずっと飲んだくれる予定のようです・・。
 お酒が大好きなS君、この旅行期間中にビール350ml換算で、最低でも約40本は飲んでいたと思われます。

 しかし、彼女という存在を失って、悲しいのか、南国のハイテンションで楽しいのかよく分からないS君に、「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉を浴びせるのは酷というものです。
 好きなだけ飲ませてやりましょう。


 ちなみにみかん・・車は昔乗ってましたが、今はペーパードライバー (・∀・;)
 超安全運転で法定速度の90%でノロノロと走ります。
 景色を見ている余裕0です。




◇第4章 弾丸ツアー(石垣島旅行1日目) 

1)お昼ご飯 10:30

 せっかくの旅行なので現地のおいしいご飯を食べるんや! という持論を持つS君に合わせ、朝から何も食べてない我々が最初に目指した先は、ランチのお店です。
 しかし、ネットで下調べしておいたお店に到着したはいいのですが、やってません・・。
 どうやらコロナで、営業時間変更+テイクアウトのみ。

 2番目の候補のお店は遠いので、3番目のお店にいくと、営業されてました~ (・∀・)ノ

とまあ、こんな感じで、「沖縄の飲食店のネットの情報は全くアテにならず」でした。
 半数以上のお店でこのパターンを食らったので、そのうち、行く先々は全部、今は営業しているのか?の確認電話をしてから行くようにしました。

  

☆来夏世 (食べログ 3.63) 11:00

 沖縄でどうしても食べたかったのがコレ! 八重山そばです。
 てか、唯一、自分がこれだけは食べておきたいと主張した食事でありました (・∀・)

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 お腹いっぱいになるより、少しずつ色んなものを食べたいので、八重山そば(小)400円を注文。
 ジューシーという、豚肉の炊き込みご飯も1つ。

 沖縄そばって、どんな味なのか全く知らなかったのですが・・コレは、うまい!! (* ̄ロ ̄)

 スープは塩味ベースで、ラーメンは塩が好きなみかんからすればナイスすぎる。
 そして麺は弾力があってツルツルとした食感。この組み合わせは良いゾ。
 豚肉はチャーシューみたいな感じで、王道の味なのですが、「ああ・・これやこれや。求めていたのは」と言ってしまうような肉の旨味と甘みがちょうどよいバランスであり、レベルの高さに驚きッス。
 
 ジューシーも普通にうまかったです。


2)フサキビーチ 11:30くらい

 小腹も満たしたところで、沖縄と言えば海っしょ!ということで、中心部から西にちょっと行ったところにあるフサキビーチへ。

 向かう途中の道で、白い灯台と唐人墓という観光スポットを見つけ立ち寄り。

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 「いやあ・・沖縄の海はキレイやな~ (・∀・) 」と思わず、笑みがこぼれたのですが、実は全然たいしたことなかったというw
 今後、行く先々でどんどんと海の美しさが更新されていくことになります。



 ところで、なんでフサキビーチに来たのかというと・・・


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S君:「彼女とどこに泊まるか検討したとき、ここのホテルがいつも検索で出てきてたんよ ( ̄д ̄) 石垣島で一番高いホテルだがや。 この目で確かめてやるんや!」

 という理由もあったのです。

 
 ところで話は少し脱線しますが・・
 みなさま、「サヨナライツカ」という映画を知っていますか?  ※2010年の作品
サヨナライツカ

 みかんは知りませんでした。
 中山美穂さんが主演で、西島秀俊さんと純愛(不倫の恋に落ちる)物語らしいッス。
 S君が好きな映画のようです。
 んで、中山美穂さんが、かぶっていた帽子がコレ!(らしい)

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 彼女に、「これをかぶって一緒に石垣島へ行こうゼ! (・∀・)」とプレゼントしたらしい。
 ところが、彼女はそれをお気に召さなかったらしく、S君の部屋にそのまま置き忘れ。
 思えば、そのころからS君のその恋は・・亀裂が生まれていたのでしょう・・。
 悲しいことです。


お前がかぶるんやぁ~・・ (。┰ω┰。) 」
 S君が何を言っているのか、みなさん分からないと思いますが、みかんもよく分かりませんでした。
 しかし、S君の熱い思いが言葉にならない何かを伝えたがっている! それだけはヒシヒシと伝わってきました。

 というワケで、みかん・・この旅行中の約70%の時間、この女ものの麦わら帽子をかぶって過ごしていました (・∀・)

 わたくす、みかん・・ 実は麦わら帽子大好きでして、夏はよくかぶってます。
 なので、自分で言うのもなんですが、麦わら帽子だけはマジで似合います。
 むしろユニクロのお店の中で、それしか似合うものはありません。何を着てもブサメンは似合いませんYO。

 そしてあまりにも、このライトブルーと白の麦わら帽子をかぶり続けていたので、S君も気づいたのでしょう。
もしかして、みかん・・。その帽子を気に入ったのか・・
 自分がもちろんだと返事をすると、2日目に彼が言いました。
「その帽子は、もうお前のものだ。大事にしてやってくれ・・」
 みかんには、彼に返す言葉が見つかりませんでした。

 なぜなら、S君の口から静かに放たれたその言葉には、一切の反論を拒むような悲哀と寂しさと無力感に満ちていたのです。
 
 男には・・ときとして・・ 黙して語らずとも伝わるものがあるのです。




 と・・この帽子にまつわる物語を皆様に紹介したところで、話を戻しまして・・

 フサキビーチのリゾートホテルを2人で見学です。

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 あまりにも豪華すぎて、ビビりました・・。
 
 ホテルのプール、8000円ですヨ・・ ( ̄д ̄)

 でも、南国の素晴らしいところは・・お金持ちも、老いも若きも、貧乏人も・・ みんな水着にTシャツ1枚みたいな恰好なので、全然見分けがつかないところです!
 これが都会なら、ダサイ服のみかんと、ヨレヨレの服のS君には、このホテルは近づくこともできない要塞に思えたことでしょう。



 そして、南国で最強の服と言えば、コレ!

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 己の肉体のみです ( ̄д ̄)

 どんなお金持ちだろうが、鍛えられた肉体は買うことができないのです。

 不肖みかん 身長172cm 体重57kg 腹筋割れてます。
 
 週に3回、公園で遊んでいる近所の子供たちに見守られながら、鉄棒で懸垂してます。
 単にやややせ型だから筋肉が浮いて見える・・というツッコミはなしでお願いいたします。
 
 「この身体は、ライザップに35万払って手に入れました」みたいな顔をして、ホテルのプールサイドを歩くことができます。
 誰もみかんを、本当は無課金ゲーマーだとは知らないのです。
 



 あっ・・でも1つ断っておきますと・・

 ジジどもの憩いの場であるスーパー銭湯では、間違いなく最強のヒーローであった自分の肉体ですが、世の中はもちろん広いッス。
 沖縄のビーチには、みかんなどモヤシに見えるようなスゴイ本物のマッチョの人がいっぱいいましたw



 話がまた脱線してしまいました・・。反省です。

 んで、8000円を払うのは無理なので、無料のビーチで10分ほど泳いで、はじけておきました。

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3)ミルミル本舗 本店 12:30?

 S君の元彼女「中山美穂」が来たがっていたというこのお店。
 アイスクリームのお店です。

 未練タラタラやないかい!・・などとは口が裂けても言えません。
 彼は・・彼は、彼女と歩むはずだった航跡を、自分1人の心と、後ろからコソコソついてくるみかんの影と共に歩んでいるのです。

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☆ミルミル本舗 本店 (食べログ3.59) 

 自分はアイスクリームが大好きでよく食べるので、アイスの評価だけは信用してください!
 他の料理は・・責任を持てませんw

 みかんは、パイナップルとピーナツ味のジェラードを注文。 390円?
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 ピーナツはミルクの中につぶつぶと入っているタイプです。
 その主張はバニラの中で確固としているし、ミルクの味は濃厚かつ爽やか。
 パイナップルの方は、思ったよりもツルンとしててあっさり。素材がいいので、それを生かしているのでしょう。
 これは・・レベルが高い。
 都内の有名ジェラート店にもにも負けていません!
 食べログの高得点も納得の味です。

 S君が頼んだバーガー(700円くらい)は手作り感が強い一品でした。
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 肉が前面に出ていて、ホロホロとほどける食感。
 写真でトマトだと思っていたのはサルサソース。化学の味ではなく素朴な味がするお肉と、千切りキャベツ。
 しかし、バンズは極めて普通w 
 まあ、ここは気候的に小麦のとれるところではないので・・と納得。


 長くなったので、その2へ つづく



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