回転ずしだよ人生は♪

社会の落後者みかんが、同じところをぐるぐる回るブログ (ノ ̄□ ̄)ノ

奈良・大阪・京都 旅行記

みかんの修学旅行その6


◇第13章  京都その4

1)夜の渡月橋

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 夜の渡月橋を渡って駅に戻ります。
 人がポツリポツリとしかいませんが、本当の意味での渡月橋を達成。 月は、半月~3/4でした。
 晴れていれば、月のあかりが川面に映ったりしたのでしょうけど、残念ながらほぼ真っ暗w
 昼間にくる方がいいと思いますw


2)京都駅へ 19:30

 JR嵯峨嵐山~京都~稲荷 330円
 
 おやつに食べた抹茶パフェが結構なボリュームだったので、全くお腹が減りません。
 なんとなくの旅行プランですと、「京都駅周辺で晩御飯をたべて、夜景でも見ながらブラブラして帰りのバスを待つ」でしたが、時間も余裕があるので、稲荷駅までいきます。


3)伏見稲荷大社

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 伏見稲荷です (・∀・)
 
 全国にある稲荷神社の親玉です。
 いつのときも、黒幕というのは何やら「中2ゴコロ」をくすぐるのです。
 ここも修学旅行にふさわしい地と言えるでしょう。


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 伏見稲荷と言えば、「千本鳥居」です。

 神社は、こんな時間でも開放されているのがいいですな~。
 ライトアップされていますが、かなりの暗さ。

 昼間は大混雑らしいので、夜に来たのはラッキーだったかも。
 鳥居の道を独り占めです。
 それでも、たま~・・に人とすれ違いました。

 山の頂上までいくのは無理そうなので、みかん300本ほどで満足して帰ります。


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4)京都駅 20:30

 稲荷~京都 5分 150円


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 京都駅に戻ってきました~。

 今日、何度も京都駅を通過してますが、実際に改札を通過するのははじめてです。

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 京都タワーが出迎えてくれます。


 やっと青春の味パフェを消化したようで、小腹が減ってきたので近くを散策。




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 晩御飯の候補の1つになっていたお店の中から、ここをチョイス。

 京都タワーのビルの地下に、小さな居酒屋と料理店が集合したおしゃれな屋台横丁みたいのがあります。
 そこのお店の1つです。

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5)餃子

 ガッツリ食べてもいいんですが、バスの中でゲロすることを恐れ1皿だけw



☆みかん的 食べログレビュー 「ぎょうざ処 亮昌」

 餃子1皿 390円  星4つ

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 すごい軽い! (・∀・) というのが第一の感想。
 皮が薄くて、中の餡が口の中でホロホロとほどけるぅ~。
 京都らしい上品な餃子で、これは何個でもいけそうw
 2皿頼むべきだった~。



6)京都駅

 どでかい京都駅は、観光名所にもなっております。

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 この177段の階段では、光のショー



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 2分ほどのなぞの京都ご当地キャラの映像ショーをみて、みかん177段を上ります。




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 あ・・エスカレーターがついているのでご心配なく。階段を登っている人は、私だけでしたw


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 14階まで上がると、京都の夜景を一望できます。

 京都は、大きなビルは建てられないので、夜景の迫力という意味では特にありませんでしたw



7)お土産

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 応仁の乱いらいの衝撃らしいですw (・∀・;)

 たしかに、京の街が燃えたのは・・市民にとって衝撃だったでしょう。



 そういえば、修学旅行のお小遣いが2000円だったと前に申しました。

 2000円では、ミカちゃんとパフェを食べただけで破産ですし、シカせんべいも買えなかったことでしょう。
 大人の力=お金 のありがたみを、今日ほど感じたことはなかったのです。
 社会勉強になりました。


 もしみかんが過去に戻れるなら、買うとしたら、このブラックサンダーかな~? と思い、写真をパシャリ。
 まあ私には、誰も買って帰る人がいませんしw




 あ・・ちなみにですけど、中学の修学旅行でみかんが2000円のお金を何に使ったのかと言いますと・・

 「何も使いませんでした (・∀・)」

 給食費もときどき払えない家だったのでw どういう思いで母が2000円を渡してくれたのか・・と思うと使えませんでしたw



8)さようなら京都 さようならあの日

 22:40の夜行バスを待って乗り込みます。

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 帰りはラッキーにも、お隣は空席!
 平日の夜でしたが、座席は8割は埋まっていたので幸運でしたね。
 
 行きの時よりも足を伸ばせたせいか、結構眠れて、4,5時間は眠れました~。

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 朝、6:30頃、千葉県に到着です。 修学旅行、無事終了~。




◇2日目まとめ

 歩いた歩数 42000歩

 飲食代:3395円 (湯葉クリームコロッケ、てりどんきんし、抹茶パフェ、餃子) 
 交通費:2010円 (大阪~京都、京都~丸太町、二条~宇治、宇治~嵯峨嵐山、嵯峨嵐山~稲荷、稲荷~京都)
 その他:1711円 (平等院入場料、温泉代、お賽銭、お札、モバイルバッテリー代など)

 合計  7116円 


 さて・・

 これで「みかんの修学旅行」は無事に終わりですが、最後にまとめをしたいと思います。







◇第14章 奈良・大阪・京都 旅行まとめ


1)お会計

 まず、お会計から。

高速夜行バス  行き:3100円、帰り:2400円
カプセルホテル 2800円

飲食代 7406円(おやつ代含む)
交通費 3670円(JR線、地下鉄など)
その他 2426円(施設入場料、雑費)

合計 21,802円


得られた思い出、プライスレス。

 日曜日・月曜日の旅行になり、平日を含んでいるので、ホテル・バス代はやや低目。
 旅行中の交通費は、効率的に回ればもう少し抑えられたでしょうけど、明るい時間にココが見たい!という希望もあったので、結構いったりきたりしました。
 飲食代は、やはり楽しみの1つなので特にケチらず (・∀・)
 逆に移動代は、なんでもいいや~という人間なので切り詰めた感じになりました。


2)行軍

 1日目 44000歩
 2日目 42000歩

 自分は歩くのは全然苦じゃなく、むしろ歩いて回るのが好きなので、こんな歩数になりました。
 観光地をガンガン回りたい人は、自転車、タクシーなども活用できるでしょうし、あんまり参考にならないかも。

 「二条城跡地」とか、あんまり人がいかないB級スポットの方が好きなので、徒歩の方が都合がよかっただけです。
 
 今回は、コロナは収束していましたが、外国人観光客もいないし、特に京都は平日だったこともあり、かなり空いていた方なのかな~?
 並んだり、待ち時間があったのは、奈良のランチだけでした。


3)良かった場所

 「大人の修学旅行」を振り返ると、感動した景色や美しい景色はいっぱいありましたナ~ (・∀・)
 思い出しただけでも多すぎて、満足感がスゴかったです。



☆みかんのオススメの場所

 No.1

 平等院鳳凰堂

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甲乙つけがたいですけど、ここが一番良かったかも~ (・∀・)
10円玉でなじみ深かったせいもあるでしょうけど。
あとは、紅葉がすごくキレイでした。


No.2 奈良公園のシカ
No.3 大阪城
No.4 高台院周辺の京の街並み
No.5 道頓堀



☆みかんのオススメの料理 

 No.1

二条駅近く「大鵬」さんの、てりどんきんし

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これは、めちゃうまかった (・∀・)
自分が個人的に好きなB級グルメ感だったのも大きいッス。


No.2 道頓堀のたこ焼き「わなか」さん
No.3 奈良の釜めし「志津香」さん
No.4 宇治の秋のパフェ「辻利兵衛 本店」さん
No.5 奈良のよもぎ餅「中谷堂」さん




☆みかんのオススメ体験

No.1 

シカと戯れる

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修学旅行での一番の目的でした (・∀・)

No.2 短歌を詠む
No.3 紅葉を楽しむ
No.4 温泉に漬かる
No.5 夜景を見る 


とランキングをつけてみました。

 短歌は詠む予定が全くなかったので意外過ぎますww
 ただそのとき感じたことを、形にして残す・・という意味で自然と詠みたくなったのでした。

 料理やおやつは、どれも素晴らしかったです。
 想像通りではなく、想像をはるかに上回る!という感じのおいしさに巡り合えました。
 関西のお店、スゴイっす~!
 また行く機会があったら、他の気になるお店もいってみたいです。

 ちなみに、入るお店は候補をたくさんピックアップしておいて、そのときに食べたいモノをそこから選んでました。
 体調や気分、その前に食べたもの などによって、食べたいものは刻一刻と変化しますからね。
「食べたいと感じたモノをそのときに食べる」これが満足感が高くなる秘訣のように思いますw

 旅行の総額は22,000円
 よくぞこの金額で巨大な満足感を得られたものだと自画自賛ッス
 (・∀・)

 んまあ、その代償として、夜行バスで腰が痛くなりましたがw
 新幹線の往復だけで2万円超えてしまいますからあまり気軽に行けませんでしたが、これならまた行きたくなりますネ。





そして最後に・・・

「みかんの修学旅行」 この旅行の目的は果たして達成されたのかというと・・
 まあ、言うまでもないことです!

 中学生のころ、できなかったことを全部やり終えた上に、更に素晴らしい思い出をもらった気がします! (・∀・)

 大人たちが決めたルートで回り、レールの上を歩く。
 たぶん、それでも楽しいのでしょうけど、自分にとって「世界は自由であってほしい!」という思いがあのとき、一番だった気がします。

 過去に戻ることはできないし、変えることもできないけど、こうして素晴らしい思い出を追加して、その意味を変えることはできる。


 自分にとって、正直あまり楽しい思い出がなかった修学旅行でしたが、今回の旅行できっと「自分は自分を救う旅に出たのだ」 なんかそんな気がします。
 そして、自分が「楽しくなかった」と思っていた過去の日々ですが、こうして思い出すと、そんなに悪いものじゃなかったんだ・・と思えるようになりました。

 ちゃんとあったじゃないか、自分には。良い思い出が (・∀・)
 ミカちゃんとの淡い思い出。
 そして、札の向こうに百人一首の短歌の情景を思い浮かべていたあの記憶・・。
 

 みかんの心の中に「西のみやこ」は、ずっとあったのだ。


 ありがとう! 奈良・大阪・京都!

 またくるで~ おおきにや~  (・∀・)ノ




ご清聴、まことにありがとうございました!



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みかんの修学旅行その5


◇第12章  京都その3


1)JR二条駅 12:00すぎ

 大満足のランチを終えた私、駅に向かいます。

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 二条駅のホームの屋根は、すごいことになってました。
 ほぇ~・・ 木造やないかい・・ 


 ちょっと遠いですが、JR線で「宇治」に向かいます。
 二条~京都(6分) 乗り換えて  京都~宇治(17分)  330円



2)宇治

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 やってまいりました、宇治市です。

 そうです。宇治と言えば、「宇治抹茶」そして、「宇治平等院鳳凰堂」です!


 10円硬貨に描かれているので、日本人ならほぼ誰でも知っていることでしょう。

 「10円玉のお寺やで ( ̄д ̄)」と言われれば、学のないアホな中学生だったみかんですら、テンションが上がったに違いありません!

 家に帰って、「オイ!みかん、お前修学旅行にいってきたんやろ? どうやったんや」と隣の家のハナタレ小僧に聞かれても、「お前は10円玉の寺がこの世界に実在するのだと知っているか?」と、遠い目で答えることができます。

 子供の興味を喚起し、勉学に向かわせる・・。
 うむ、修学旅行とは・・こうあるべきなのです!


3)平等院鳳凰堂

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 10円玉  キタ━━━━━━ヽ(*゚▽゚*)ノ━━━━━━ !!!!!

 みかん・・感無量です。
 言葉がありません。
 
 次の1万円札は、渋沢栄一クンらしいですが、平等院と藤原頼通にすべきであった・・と財務省に手紙を書きたくなりました。
 それくらい、素晴らしい景観でした。



 あと、平等院で素晴らしかったのが・・

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 紅葉


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 今回の旅の中で一番キレイに色づいておりました。



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 京都市内は、まだちょっとだけ早かったのかな? ここ宇治は離れていて気候が少し違うのでしょう。
 自然が織りなす美しい光景が好きな私・・大満足です (・∀・)



 あと、撮影禁止なので写真はありませんが、併設されているミュージアムもよかったです。
 平等院の入場料は600円なのですが、ミュージアムの入場料も含まれております。

 10円玉って知ってるだけで、何のお寺か知りませんでしたが、どうやら極楽浄土にいくために、藤原頼通が建てたらしいです。
 貴族のお金の使い方、パネェ・・ (・∀・;)
 自分が助かるために、血税を惜しみなく投入するとは、メニューの値段を見ずに注文するお金持ちのように、ある意味突き抜けてます。
 むしろ好感度UPです。



4)バッテリー 14:00

 調子にのって、パシャパシャと写真を撮りまくっていたら、スマホのバッテリーがこころもとなく・・ (・∀・;)

 なもんで、ネットで急遽調べるとセブンイレブンモバイルバッテリーを借りられるキャンペーン中でした。

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 CMみたことないけど、コレっす。

 借りた場所で返す必要はなく、全国のセブンイレブンで返却可能との便利さ。
 しかも、今なら1円。

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 結構どでかいですが、パワフルなヤツでした。
 電気満タンです。



5)おやつ

 さて、かなりの満足感を得た平等院鳳凰堂ですが、宇治のもう1つの名物と言えば「抹茶」です。

 武士ながら日本の「わびさび」を知るみかん・・ しかし、宇治抹茶を知らずして茶道を語っていることにやや後ろめたさを持っておりました。
 そんな気持ちとは今日でおさらばです。
 

 そして、やってきたのがコチラのお店 「辻利兵衛 本店

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 おおぉぉ・・(・∀・;)

 何やら、とても敷居が高いお店です。
 みかんのような貧乏なナリで入ってよいのかと躊躇する門構え。

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 そして内装もかなりの素晴らしさ。ザ・京都みたいなお店ッス。



☆みかん的 食べログレビュー 「辻利兵衛 本店」

 秋の限定パフェ 1600円+税  星5つ!


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 くぅぅ~・・ (ノД・。)

 みかん、ついに中学生のころの夢をかなえました。感無量っす。

 神々しさしか、感じないこのパフェの輝き。
 言葉は無粋というものです。
 ウマイに決まってるやろぉぉー!!


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 でも少し味を説明すると・・
 抹茶アイスは超濃厚です。
 手前にある縞模様のヤツはチョコトリュフで、栗を抹茶チョコで包んだもの。注文を受けてから作るみたいです。
 淡白な白玉と、ねっとり芋餡のコンビは外せません。
 抹茶ケーキとゼリーは、甘い食感をやわらげつつ満足の重量感を与えてくれます。
 初恋のように甘い抹茶チョコの飾り物は、とろけるようなお味。
 もし甘さの連続で飽きてきたら、下の方にあるイチゴゼリー部分をかき混ぜると、酸っぱい酸味が広がり、その味のアクセントでまたおいしく抹茶を楽しめます。
 夢のような時間でしたのです (・∀・)






 もしも・・もしも、願いが叶うなら・・

 京都の高台院でお参りする「ミカちゃん」の手を取り、走り出したいのです! (* ̄ロ ̄)

 急な出来事に、驚く彼女。
 「ミカちゃん・・宇治に、宇治に行くんやぁ~!」

 2人で京都を抜け出し、電車から見える桂川を超えてしまえば、もう2人を追ってくる人は誰もいないでしょう。
「10円玉を見たかったんや (・∀・)」
 そう、努めて明るく振舞う私に、ミカちゃんはすべてを受け入れるような無言の笑顔で答えてくれるのです。
 


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 青空の下で美しく映える平等院。
「ねぇ、みかん君。平等院って、すべての人が等しく極楽浄土にいけるって意味なのかな?」
 ミカちゃんのそのつぶやきにこめられた意味にみかんが気づくには、私はまだ幼過ぎたのです。
「ミカちゃんが行けんと、誰も行かれへんやないかい」
 そう答えた私に、彼女は微笑んでくれました。


「パフェが食べたいんや! ミカちゃんも好きやろ? (・∀・)」

 そのとき2人で食べたその味は・・・ みかん生涯忘れえぬ味になったのでした・・。


 ミカちゃん・・あなたは今も、あの味を憶えているだろうか・・

 武士みかん・・京都へ向かう電車の中で、窓の外に流れる桂川を見ながら、青春の1ページを刻みました。(妄想) 



6)詠み人知らず

 あの恋は 抹茶の味だよ 桂川 もみじの流れ 天地(あめつち)照らせ


解説:
 あの遠き日の恋は、甘くて苦い抹茶のような味でしたよ、桂川よ。
 お前のその遠い未来までも続くような流れに乗って、秋の紅葉の葉を運ぶように、私の抱いた恋心を海まで届けてほしい。
 そして、海が雲を作るように、その水はいつかこの地に降り注ぐ雨になるだろう。
 雨があがったとき、雲の切れ間から差し込む一筋の光。
 それが私の願いだ。


ミカちゃん



7)嵐山へ 16:00

 みかん・・あの日の思いから卒業できた気がしました。
 よい修学旅行の思い出ができました(妄想)

 失われた時は、かえってくることはないけど、こうして新しい思い出で中和され、みかんの中の「京都」は変わっていく・・。


 宇治~京都(17分) 乗り換え 京都~嵯峨嵐山(20分くらい) 510円

 JR線で京都に戻り、そこから嵐山を目指します。

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 京都駅は、さすがは日本のヘソ。交通の要衝です。
 33番ホームって、新宿でも見たことないかもw

 
8)嵐山

 嵐山は、貴族どもの別荘地だったようです (・∀・)

 もう日没が近くて、しかも曇ってきたので、みかんが行ったときはそこまででもありませんでしたが、なるほどなるほど・・という景観でした。


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 駅前で発見した「さざれ石

 君が代のさざれ石らしい。
 なぜ、こんな残念な姿でライトアップされているのか?と小一時間、宮内庁を問い詰めたいような展示ですw
 もっと威厳を感じさせてほしいところですが、暗くなっても観光客が来てくれるように・・という苦肉の策なのでしょうw




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 JRの駅から10分ほど歩くと、「渡月橋」です (・∀・)

 昔の人が、月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と言ったことが由来とされるらしいです。


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 ふむふむ。薄暗くて残念ですが、晴れた日にくれば美しいことでしょう。
 嵐山の紅葉の見ごろは、まだ少し先だったようです。
 こんなに大きな木造の橋は、なかなか見れませんネ。


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 松もとても立派なのが生えていました。


9)貴族の休日

 さて、嵐山にきたからには・・貴族の気分にならねばです ( ̄д ̄)

 藤原道長の精神を受け継ぐわたくし、ここにINします

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 温泉やぁ~
 
 「風風の湯」 日帰り1000円で入れます。

 嵐山で湯につかり、宮内での政務の疲れをいやす・・。
 きっと道長もここで湯を満喫したのでしょう。


 お風呂の中でさすがに写真は撮れないので割愛。
 
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 休憩室はこんな感じ。


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 中のお風呂は、正直にいうと昨日の「カプセルIN大阪」の風呂の方が上だったw のですが、嵐山で温泉に入っているという特別感はなにものにも代えがたいのです (・∀・)

 2時間ほど、サウナと露天風呂を満喫。
 みかん、貴族になるという子供のころの夢を達成した気がします。

 スキル「貴族のオーラ」を習得しました!



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みかんの修学旅行その4

さて、修学旅行2日目です。


◇第10章  京都その1

1)起床 5:45

 武士みかんの朝は早い・・ ( ̄д ̄)

 私にとっては、太陽が出てるうちがゴールデンタイムですからナ。

 自宅からもってきて、リュックに入れっぱなしのプロテインとゼリーを朝食にモグモグ。


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 ホテルを出て、夜明け前の梅田のビル群の下を歩きます。



2)京都へ  6:18~6:51

 JR線で、大阪から京都へ。
 快速に乗って33分。 570円 

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 車窓から日の出が見えました。



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 京都、到着~ (・∀・)ノ 

 朝焼けの京都駅です。



3)京都中心部へ

 地下鉄 烏丸線に乗り込みます。 京都~丸太町 240円

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4)二条城

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 二条城にやってまいりました (・∀・) 

 え? なんだこれは?って

 
 ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン  

 誰がなんと言うと、これが二条城なんやぁぁー!
 みかんが修学旅行のときにみたアレは、ニセモノなんやぁぁ~!

 徳川家康によって作られ、大政奉還をしたあの城は・・「明治京都城」とでも名付けておきましょう。



5)みかん、歴史を語る

 ご存じの通り、みかん・・こう見えて武士です ( ̄д ̄)

 みなさま、「信長の野望」というゲームをご存知でしょうか? おそらく名前くらい聞いたことはあるでしょう。
 戦国大名になって、天下を統一するという、武士のロマンを体験できるゲームです。

信長の野望


 そんなゲーム「信長の野望」ですが、わたくし一度も織田家でプレイしたことはありません・・
 みかんがいつも選ぶのは・・「足利家」です。

 なんで?と言われると困るのですが、田舎武士ですので京の都に憧れますし、そもそも室町幕府の言うことを聞かずに皆が好き勝手やってるので、正義は我にアリ!です。
 私にとって「信長の野望(を阻止する)」ゲームなのです。



6)足利家

 そんな足利家の居城こそ、「二条御所」です。

 天皇家が住んでいる「京都御所」のお隣にあった「室町幕府」ですが、一応、小さいながらも堀が2重にあって、この二条にお城があったようです。

 わたくしにとって、二条城とは・・

 革命者:信長と天下を賭けて戦い抜いたこの城をもって、他にはないのです ( ̄д ̄)



7)13代将軍

 そんな二条城ですが・・

 史実では・・三好家に襲撃され、13代将軍:足利義輝くんは、奮闘むなしく討ち死に・・。

足利義輝

 実は足利義輝は、塚原卜伝から指導を受けたと言われ「剣豪将軍」と呼ばれていました。

 金閣寺を建てた3代足利義満、銀閣寺の8代足利義政・・寺を作ることにうつつを抜かし、武士の頭領たる本分を忘れてしまい財政難、応仁の乱を招いた歴代将軍とは違い、「武士の中の武士」だったようです。

 三好の大軍を前にひるむことなく立ち向かったと言われております。


たたみ


 皆さまが、きっと少し聞いたことがある話だと思いますが、その有名なエピソードが・・
 
 足利家に伝わる名刀の数々を畳の上に何本もぶっさし、畳で血のりを拭くことによって、刃こぼれを防ぎながら、次々に刀を取り換え、敵をばったばったと切り裂いていった・・。
 というのは、創作でフィクションらしいですw
 
 本来、彼ほどの地位の者なら自害して果てるところです。
 しかし、ふすまから躍り出てきて、なぎなたで何名も切り倒したところで相手は驚愕したそうです。
 
 そして、その武士らしい戦いぶりにある意味敬意を払ったのでしょう。
 一斉に7,8人に切りつけられ、倒れたところを討たれたようです。

 歴代の猛将と呼ばれる人物で、実際に多数に取り囲まれて死んだ人間が果たして世に何人いたことでしょう。日本史史上唯一、戦いでなくなった征夷大将軍です。



8)14代将軍

 そして、皆がよく知る「14代将軍 足利義昭」が、傀儡として立ちました。

よしあき

 この14代よしあきが、信長と死闘を繰り広げた人物です (・∀・)
 何度も反旗を翻し、信長包囲網を画策し、権謀術数の限りをつくした謀将。
 違った意味で、彼もまた武士でした。

おのれ!信長~!
というセリフを、TVドラマで聞くたびにテンションが上がってしまいますw




9)義輝

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 そんな13代義輝の最後の地は、スグ近くにありました。
 いまは、平安女学院という学校になってしまいました。




 さて・・覚えている人はもういないかもですが・・

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 大阪城でみた一向宗「石山本願寺跡

 そうです。石山本願寺と足利家は同盟しているので、私の中で「仲間のお城」だったのです (・∀・)

 順番的に先に見ることになってしまいましたが、心の中で、「おのれ信長~!」と言っておきました。






◇第11章  京都その2

1)御所 7:30ころ

 さて、みかんの戦友の城「二条城」をみたので、お隣さんの家へ。

 京都御所です (・∀・)

 今でこそ東京に住んでおりますが、天皇家=世界で最も長く続くエンペラー一族は、ずっとここに住んでいたのです。


 うーん・・・ デカイ!!  たてよこ1km超の豪邸です。

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 遠くに家が豆粒のようにみえますw
 玄関までの道が広い。
 奈良の平城京で見た76mの朱雀大路と互角です。



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 年季が違うので、紅葉も見事です。



2)道長の家

 さて、みかんは武士なのですが、かつては貴族に憧れたのです (・∀・)

 貴族は、働かずに毎日花をみて、「あはれじゃのぉ~」と歌でも詠んでいればいいのです。

 小学生の将来の夢は「パイロット、プロスポーツ選手、歌手、ケーキ屋さん」などが定番ですが、「貴族」と書きたくて仕方ありませんでした。

 そんな平安貴族の中でも最強と呼ばれたのが、こちら「藤原道長」です。

道長

「この世をば わが世と思ふ 望月の欠けたることも なしと思へば」

 意味:この世は俺様の世 ( ̄д ̄) やりたい放題よ。 まるで満月が一切かけていないように完璧や。




 道長の家の跡地がコチラ

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 天皇家の隣に住むどころか・・庭の中に家を建ててますw
 さすがは摂政。やりたい放題ですw

 

3)鴨川 8:00

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 室町~御所を抜けて~東へ 鴨川にやってきました。

 京都市民にとっての心のふるさと。 京都の「黄河」と言っても過言ではないでしょう (・∀・)

 平安京は、中国の都「長安」を模して造られていますから、みかんの認識はきっと間違っていないのです! 

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 「鴨川には、等間隔にカップルが並ぶ」という伝説があります。
 きっとデートで、悠久の流れをみて、「俺たちの愛も、この川の流れのように永遠だゼ ( ̄д ̄)」と愛を語らうのでしょう。
 
 少女マンガだと、修学旅行で恋が芽生えるのがお約束の展開ですが、みかんもミカちゃんとこの黄河のほとりで、人生初のスタバで買った謎の飲み物を片手にキラキラした青春を過ごしたかったのです・・。



4)平安神宮 8:30くらい

 そのまま東に進み、平安神宮へやってまいりました。

 ここは、1894年に「遷都1100年」を記念して、平安京を再現した神社らしいです。
 平城京も見たことですし、平安京もみておかねばです。

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 鳥居が・・でけぇー・・ (* ̄ロ ̄)

 明治政府の威厳を示す以外に意味はなさそうなデカさです・・。

 
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 奈良よりもかなり観光地化されておるようです。

 100年ほどの前のモノなので、建物はキレイです~。

 今日は月曜日で平日なせいか、朝早いせいか、ほとんど人がいません。

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 1000年前にタイムトリップしたような景観の中で、藤原のみかん、レアアイテム「貴族のココロ」を手に入れました (・∀・)



5)光秀

 平安神宮をあとにし、南下します。

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 しばらくすると、いかにも京都という柳がいっぱい生えた川沿いに到着。



 ここに来たのは、光秀クンに会うため。 

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 路地を曲がると、ひっそりと光秀クンの首塚がたたずんでおりました。

 たたりを恐れて首塚を作るくらいなら、最初からさらし首になんてしない方がいいのに・・と思うみかんですが、やっぱり広く大衆に、その死を知らせる手段として、昔はこれしかなかったのでしょう。

 我らが宿敵のぶながを討った光秀クンですが、11日間の天下の後に、彼もその生涯を終えました。
 なむなむ・・ とみかん、手を合わせておきました。




6)八坂神社 9:30くらい

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・ ( ̄д ̄)

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 の祇園です。

 みかんの中で、祇園は、舞妓さんに会える街ではなく、平家物語の街です。




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 八坂神社

 この八坂神社が祇園神社と呼ばれ、「祇園精舎」と呼んでも差し支えないみたいですが、何の知識もなしにいったので適当に通り過ぎてしまいましたw




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 大黒様としろうさぎ
 因幡の白兎ですネ。



7)銅閣寺

 さきほど申しました通り、金閣寺やら銀閣寺は、武士の本分を忘れた歴代将軍が建てたモノ・・。見る価値はありません ( ̄д ̄)
 というより・・修学旅行で見たので、今回はパスw

 代わりに「銅閣寺」を見てきました。

 金・銀・銅の銅です。 銅閣寺は、あるんですよ!奥さん! 大雲院(銅閣寺)です。
 
 八坂神社の南100mくらいの場所にありました。


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 内部は非公開なので、マイナーなスポットです。


 そして、ここには・・なんと、信長親子の菩提寺のようです。

 おのれ信長! (* ̄ロ ̄)  こんな立派な寺を建ててもらって!

 みかん、ついに憧れのセリフを発してしまいました・・。
 
 
 明智光秀が、民家のひしめく路地にひっそりと2坪くらいの地で弔われているのとは対照的に、信長・・京都市民に愛されてます。



8)高台院

 さらに南下すると、高台院。

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 このあたりは、京都風情がたっぷりの町並みです (・∀・)



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 何やらここのお寺・・恋愛成就の願掛けで有名らしく、若いおなごが多くおります。

 へぇ~・・高台院なんて聞いたことないけど、何のお寺なんやろ・・と、説明書きをフムフムと読むと・・

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 秀吉の妻、おね(北政所)の寺だった・・(・∀・;)

 なるほど・・秀吉が死んで、尼僧になったときのお寺ね。


 しかし、それと恋愛成就がどういう関係にあるのかは分かりませんでした。

 むしろ、大阪城の淀殿・・の前にこの「ガチャガチャおみくじ?」があった方がよかった気がするw
 恋敵をやぶって勝ったのは、淀どのであろうに・・と思う私は、ロマンスをわかっていないのであろうか・・

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9)安井金比羅宮 10:00くらい


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 西に300mほど歩き、安井金比羅さんへ。

 珍スポットのようです。



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 うぉぉぉ~・・ (* ̄ロ ̄)

 この、禍々しい物体は・・


躯


 まるで、マンガ幽遊白書の「躯(むくろ)」ではないか!

 ここは、悪縁を断ち切り、良縁を結ぶ・・パワースポットのようです。



 この穴をくぐって、お札を張り付けるとよいらしいので、みかんもやっておきました (・∀・)ノ

 まわりの人々が見守る中、私みかん、恥ずかしがることもなく狭い穴をくぐります。
 すると、躊躇していた民衆が、私に続いて次々と穴をくぐっておりましたw


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10)錦市場

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 祇園の京都の古い町並みを通り・・







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 「京都の台所」と呼ばれる錦市場へ。

 京都に来て、おいしいものを少しずつ色々食べたい!という食べ歩き目的の人に人気らしいです。
 海鮮から肉、スイーツにいたるまでなんでもあって、その場で串にさして食べさせてくれたりします。

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 ウナギのかば焼き串、エビ、だんご、色々とありましたが、みかんが選んだのはコチラ・・




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 湯葉クリームコロッケ~ 

 ☆みかん的 食べログレビュー 「花よりキヨエ」

 湯葉クリームコロッケ1個 310円 星4つ!!

 我らの味方イオンなら、5個入りを買ってもおつりがくる値段 
(・∀・;)
 お前のその実力を、この私に見せてみろぉぉー!  と、パクリ。
  
 おお~! フワフワや
 なんと、オリーブオイルで揚げているとのこと。
 優しい味わいで、なんとも上品だな・・と思ってたら、後からクリーミーなまろやかさがあふれ出る~。軽くて、ペロリと食べてしまいました。


 お腹が減ってきていたので、多くの魅力的な食べ物に心惹かれましたが、実はランチに行きたいお店を決めていたので、次へいきます。



11)本能寺跡

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 我らが宿敵、信長が没した場所です ( ̄д ̄)
 なむなむ・・。

 京都市役所の前に本能寺はあるそうですが、後から建てられたものらしい。
 私にとっての、本能寺は・・ここにある!


 
12)御金神社
 
 京都市内中心部を、ぐるりと時計回りしてきた感じになりました。

 北上していくと、ニセモノの二条城の近くに「御金神社」がありました。
 
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 ここもマイナースポットと聞いていましたので、みかん以外誰もいないんだろうな・・と思ったら、まさかの大行列www
 建物の合間にあってかなり狭い神社なのですが、この旅で一番混雑していた観光スポットでした。



 この神社は何かというと・・「ギャンブルなどお金」にご利益があるという神社。
 鳥居が金です。

 この旅行で、安全祈願、出世、恋愛成就、など色々といわれのある多くの神社を回りました。
 そしてこの人だかり・・
 みんな、お金大好きですw
 「やはり世の中は金なのか! (* ̄ロ ̄) 」
 
 なにやら、本当の意味で社会勉強になりました。
 修学旅行として、成功と言えるでしょう。



13)ランチにするでよ 11:30

 武士みかん、行軍が常とは言え、腹が減ってきました。
 ここまで22000歩。
 ただ、ぐっすり眠れたので、疲れは全然ありません。


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 二条駅の近く「大鵬」さんです。
 
 中華料理のお店です。もっと京都らしいものを食え!と言われそうですけど、食べたいものを食べるのです。
 その日の体調などで食べたいものは変わってくるので、候補をピックアップしておいて、己の食欲にしたがっております (・∀・)



 
☆みかん的 食べログレビュー 「大鵬」

 てりどんきんしミニ+ネギトッピング 820円 星5つ!!


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 きぇぇぇぇぇぇぇー!! (* ̄ロ ̄)

 この旅で一番おいしかった料理に決定!
 大鵬の料理は、世界いちぃぃぃー!

 このお店の名物だという「てりどんきんし」
 B級グルメ中華とでもいうべき料理なのですが、うみゃぁぁ~!

 生姜焼き+照り焼きソース+うまい焼き肉店のタレ みたいな味で、これどうやって作るんや・・と想像できない味。
 これには、居酒屋で長年バイトして、お客さんに言われ、ありとあらゆるモノを作ってきたみかんも脱帽です。

 このプルプル食感のブタ肉のうまさは、いま説明した通りで、そのパンチのある味を、錦糸卵が受け止める感じ。
 そして紅しょうがのアクセントがまたよい!
 すべてがMIXすると、とにかくまろやかな味で、幸せが口の中に広がるぅ~。

 鶏ガラス-プもかなりおいしく、上品でした。


 この旅で食べた料理、全部おいしくて、大満足でした~ (・∀・)

 

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みかんの修学旅行その3


◇第8章  大阪その1

1)大阪へ 15:30くらい

 さて、奈良で魂を天に還らせたみかん・・次は大阪を目指します。

 奈良・京都は、修学旅行で行っただけ。
 大阪は、昔つとめていた会社の仕事で2回行った経験があるのですが、トンボ帰りで何も見てません。大阪も行ってみたい街でした。


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 近鉄に乗って、大阪中心部へ。
 大和西大寺~鶴橋(乗り換え)~森ノ宮 35分くらい  580円


2)大阪城

 駅に降りると、遠くにみえた大阪城。
 正直驚きました。

 大阪城・・・デケェェェェー!! (* ̄ロ ̄)

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 天守閣が豆粒にしか見えない、この広大な敷地が大阪城か・・。
 しかも、本当はこれの2倍くらいの広さがあったらしいし・・。

 奈良の東大寺も大きかったけど、あれは木造建造物であり、これは土木技術の巨大建造物。違った意味でスケールの大きさを感じました!


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 なんや、この石垣は・・(・∀・;)

 これでは、わが軍の兵士が何万人いようと攻め落とせぬではないか・・。

 秀吉、さすがは築城の天才よ。
 てか、なんちゅう財力や・・。

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 江戸城をはじめてみたときもビビったけど、ここはそれを上回ります。


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 なんか、大阪のビルもめちゃデカいし・・。
 関西の人が、大阪なんて東京に比べたら田舎や・・と自らを卑下して言いますが、明らかに大都会です。


3)秀吉公

 内側の空堀も含めたら3重かな?
 そんな巨大な城郭の中心部の近くに、秀吉公が (・∀・)

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 大阪市民の皆さんに愛されているようで安心しましたw

 サル! お前の城は見事ゾ!


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 どうやら、出世にご利益がある神社のようです。
 彼ほど日本史史上で大出世した人物はいないのですから、当然というか、なるほどなるほどw


 中国で言うと、明の建国者「朱元璋」は確か奴隷出身だったハズ。
 さすが中国はスケールが違いますね。
 そして、何の因果か、その「明」に攻め込もうとした秀吉・・。失敗はしましたが、同じ武士としてやはり一目を置かざるを得ないのです。



4)石山本願寺

 さて・・ちと、ウンチクを語らせてもらうかの ( ̄д ̄)

 もともとこの大阪城、織田信長が10年も攻めあぐねて、最後は和睦した一向宗「石山本願寺」の本拠地だったのです。


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 おお・・これぞ、ある意味 「初代 大阪城」

 超人気の史跡に違いない!と思っていましたが、みかん以外周囲には誰もおらず、城の「飾り物」である天守閣に行列をついております。

 武士みかん、あえて言おう!
 やはり日本人は平和ボケしてしまったのか・・。
 城の本質は、土木にあるのだ~。

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 しかし・・しかし・・わても、天守閣の中をみたい (・∀・)

 そう思って、並ぼうと思ったのですが、16:30が最終入場でした。
 今から入ると、15分くらいしか見れません。
 そんなワケで、大阪城天守から街を見下ろし、「ハッハッハ~ 天下泰平じゃ (・∀・)ノ」とやる野望を諦めることに・・。
 また大阪に来ることがあったときに行きたいっす・・。



5)炎上

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 まあ、本丸からでも大阪の街並みは結構見えるので満足ッス。


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 夕日に映える 大阪のビル群


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 淀どの・秀頼 自刃の地

 そんな難攻不落の大阪城も、家康の前に落城するのは、皆さまご存じの通り。
 淀殿・秀頼くんが自刃したという地に、手を合わせておきました。

 君たちはよく戦った ( ̄д ̄)

 なんだろうな・・やっぱ落城を見届けないと、城をみたとは言えない気がして、ついつい訪れたのでした。





6)たそがれ

 17:00になり日没です。
 大阪城をあとにし、地下鉄 谷中線で 天満橋~天王寺へ 230円

 アベノハルカスの下までやってきました。

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 これも、でけぇぇぇ~ (・∀・;)

 大阪城とは違い、これは現代文明が作り出したある意味「バベルの塔」

 人の業の深さというか、人類の英知の結晶というか、まあ、同じ建築物でもこれまた違った意味で圧倒されます。

 いま、日本にあるビルで一番高いビルですから、もう恐ろしいくらいに神々しさを放っております。
 人間ってスゴイな~・・。


7)天王寺公園

 イルミネーションでライトアップされた天王寺公園を歩きます。

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 この日没から30分は、マジックタイムと言われますが、好きな時間です。
 夕日のオレンジ色を残す空と、暗い空が混じりあい、とても美しいひとときです。


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 ネコを発見。 ねこ太閤と名付けました。


 家康が「冬の陣」で大阪城を攻める際に本陣を置いたとされるこの茶臼山
 正確には、山ではなく古墳のようで、高さは26mしかありませんが、登頂 (・∀・)ノ

 あの城を落としたおぬしも、あっぱれじゃったゾ!

 そして、「夏の陣」では真田幸村どのが本陣を置いたらしいです。
 彼の決死の突撃が、家康を何度も後退させたのは有名な話ですネ。

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 と・・思ってたら、暗くて場所を間違えていたらしく、ここは山頂ではありませんでしたw

 まあ、わたくしの中では「大坂の陣」をこの夜空の下で戦ったので、満足っす。

 




◇第9章  大阪その2

1)ディナー

 さて、「いくさ」も終わったので、大阪の夜です。
 食い倒れの街ですから、なにを食べましょうかね? (・∀・)

 と・・ 串カツにしました~。
 人生で串カツの専門店に入るのは初めてです。
 行ってみたいやないですか!

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 おなじみの「ソースは二度漬けは禁止やで~」の看板で有名な 串カツだるまさんへ
 大阪に10店舗ほどあるみたいッス。 
 
 残念ながら、コロナ禍のため、「ソースにドボン」は現在できませんが・・。




☆みかん的 食べログレビュー 「串カツだるま」

 ファミリー、カップル、1人客と客層がかなり幅広く、大阪の人たちに愛されているな~という印象。日常的に串カツを食べている大阪の文化に触れた気分です (・∀・)
 

 お会計合計 1330円+税  星4つ

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 今日、ランチの待ち時間に読んだ本の中でヒロインが飲んでいたジンジャエールと、どて焼き。
 どて焼き、トロトロでうま~!


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 元祖串カツ2本、エビ2本。
 エビのプリプリ感、たまりません!

 肝心のソースは、甘みがあるのだけど見た目よりはあっさり。なるほど!これならドボンしても味が濃すぎることはないでしょう。
 甘みとフルーティーさがよいッス。

 フライと違うのは、衣が薄くてザクザク感。

 世の中に蔓延して、皆が心を痛めている「エビフライ詐欺」は、このお店には存在せず! 
 みかん・・大阪の懐の深さに感服です!! (・∀・)

 ごちそうさまでした! 


2)通天閣 18:30

 お店を出て、通天閣を見ながら北上します。
 このなんとも味わい深いコテコテさ。 

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3)道頓堀

 道頓堀、キター! (・∀・)

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 テレビやゲームの中でしか存在しないと思っていたこの街が、本当に地上にあるとは!!


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 グリコです!


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 かに道楽です!


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 くいだおれ太郎ッス!

 



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 東京とは一味違うこの猥雑さが、たまらん~


4)龍が如く2

 道頓堀に来てみたかった理由が、ここが「龍が如く2、極0」の舞台だからです。

 ゲームはやったことはないのですが、お友達の「みこタン」に勧められてみたゲーム動画で、みかん感動 (・∀・)
 男たちの生きざまに、なにやら、わたくし武士の生き方と同じモノを見たのです!



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金龍


 おおー! ゲームの中と一緒や~!


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狭山薫

 ここは、大阪の女「狭山薫」と共に歩いたデッキではないか!






真島吾郎

 真島吾郎ちゃんも、かに道楽が好きなようです!




5)たこ焼き

 さて・・( ̄д ̄) 男たちの生きざまを、この目で焼き付けたので、腹ごなしです。

 大阪と言えば、これは外せないでしょう。
 そうです、たこ焼きです!

 マコト


マコト たこ焼き

 マコトと、吾郎ちゃんも食べた大阪の味です。



6)大阪の味

 たこ焼きは、有名店が多すぎてどこにいくか迷いましたが、ここ「わなか」さんへ。

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☆みかん的 食べログレビュー 「わなか」

 たこ焼き8個いり 500円 星5つ!!


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 うきぃぃぃぃぃー!! (* ̄ロ ̄)
 なんじゃ、こりゃぁぁぁー!

 正直言うとね、そんなに期待してなかったんですよ。
 確かにうまいだろうけど、いくらうまいと言っても小麦粉とタコですから、東京と大阪でそんなに変わらんでしょ・・と。
 これは、みかんの稚拙な想像のはるか上を超えていきました!

 外は柔らかくホワホワ。中はトロトロ!!
 例えるなら・・半熟卵のような食感と濃厚さ。
 小麦粉の味ではなく、「ドロドロの熱い溶岩を食べているようやぁぁぁー!」
 これは、衝撃の味でした。

 大阪すげぇぇー。
 今度来たら、他の有名店も食べ歩きしたいですナ!

 
7)御堂筋 

 さて・・ 脳内で、ミカちゃんとの純愛たこ焼きデートもできたので、みかん満足。

 お腹がいっぱいになって腹が重いので、今夜泊まるホテルまではちょいと歩きますか~ (・∀・)

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 イルミネーションが美しい「御堂筋」を北上します。

 旅行プランの中には全く入っていなかったのですが、かなりキレイでして、ここでも満足感。
 満たされた気分の中で、ドコまでも歩いて行けそうな気がします。




8)ホテル着 20:30

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 梅田(大阪駅)周辺まで来ました~。




 今夜泊まる宿は・・
 
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 カプセルIN大阪 1泊2800円


 
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 修学旅行の定番イベントである「枕投げ」はスペースの問題上できませんが、男1人旅なら寝るだけなのでこれで十分っす。

 食事なし、サウナつきで2800円でこの立地は、かなり安いかと。
(キャンペーン期間だったみたいです。普段は3400円)


 ここはお風呂が想像よりもスゴくて、温水プールに露天風呂、さらには「ヒノキ風呂!」までありました。人生初のヒノキ風呂でした。

 修学旅行の満足感テラやばス (・∀・)
 

9)就寝 23:00

 みかん、風呂を1時間ほど満喫し、ベッドへ。
 バスの座席に比べると、天国ですw

 1時間ほど、ブログの下書きをして、そのまま就寝。

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 おやすみなさ~い。
 


 みかんの修学旅行 ~大阪編~ 完



◇1日目まとめ

 歩いた歩数 44000歩

 飲食代:4011円 (よもぎ餅、釜めし、プリン、串カツ、たこ焼き) 
 交通費:1660円 (京都~近鉄奈良、奈良~大和西大寺、大和西大寺~森ノ宮、天満橋~天王寺)
 その他: 715円 (東大寺入場料、お賽銭、風呂上がりのオロナミンC)

 合計  6376円 



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みかんの修学旅行その2


◇第6章  奈良その3

1)東大寺 9:00

 シカと戯れ、かなりの満足感を得たみかん。東大寺へ向かいます。
 8:30~OPENですネ。

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 南大門ッス。


2)四天王

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 東大寺ミュージアムは9:30から。
 この四天王を見たかったのですが・・写真でいいか (・∀・;)


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 この広目天というおっちゃんが、いい表情してます。



3)大仏様 9:15頃

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 600円を払い、大仏殿へ。

 ついに、奈良の大仏様と対面!


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 うぉぉぉ・・・ デカイぜ・

 平城京の王の風格です。

 こんなにでかいパンチパーマのおっさんなら、天下を取ることもたやすかったことでしょう・・

 
4)二月堂 10:00頃

 大仏様を10分ほど鑑賞したあとは、ちょっと登って二月堂へ。

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 ここは景色がいいとネットでみたので、行ってみました。



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 うむ~ よきよき (・∀・)

 平城京は、今日も平和じゃ。と昔の人も思ったことでしょう。


5)興福寺方面へ

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 思ったよりも時間を食っているので、正倉院はパスし、東大寺を後にします。

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 若草山(みかさ山)

 時間があったら、ここに登ってみたかったのですが片道35分とのこと・・ (・∀・;)
 最初から無謀なスケジュールでしたのでパス。



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 残念ながら、天気が曇ってきてしまいました。
 興福寺の五重塔です。

 中を見るのは大行列なので、外観だけで。


6)おやつ 10:30頃

 近鉄奈良駅の方に戻り、おやつに (・∀・)

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 思えば・・初の奈良めしが、鹿せんべいでしたので、ここは1つお口直しッス。




☆みかん的 食べログレビュー 「中谷堂」



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 奈良に観光にきたら、みんな食べるという有名店らしい!


 よもぎ餅 1個150円  星4つ

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 うみゃ~ (・∀・)

 つきたてなので、とってもウマイ! 餡にはよもぎの葉が混じっており酸味の爽やかさがあります。
 ニュル~っと伸びる食感は最高で、これはみんな大好きだというのが、うなずける~。
 しかも150円という安さ~。



7)お昼ごはん 11:00

 そのまま、ランチタイムに。
 奈良って、何が有名なんやろ・・と事前に調べてみたら、釜めしがいいという情報。
 和食で奈良っぽいし、これにしましょう。


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 ところがお店の前にいくと・・大行列 (・∀・;)
 日曜日の奈良、舐めてました。
 ほぼ無人だった奈良公園は、いつの間にかスゴイ人の波です。

 いつもなら平気ですけど、やっぱり夜行バスで寝不足だったせいか、妙に足に疲れが・・
 ちょうどいいや・・と、行列に並んで、読書をしながら順番を待ちました。
 よい休憩になりました。



☆みかん的 食べログレビュー 「志津香」

 このお店のウリは、オーダーが入ってから1つ1つ釜で炊き上げるということ!
 ちーと時間はかかりますが、そのおいしさは並ぶ価値アリです。

 奈良の七種の釜めし 1200円+税  星5つ

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 うぉぉぉぉー! (* ̄ロ ̄) 
 なんじゃ、こりゃぁぁー

「釜で炊いたご飯ってこんなに違うんや・・」というのが、第一の感想。
 今まで食った釜めしって、単に器が釜だっただけやんけ・・。

 お米が全部「立っている」感じで、楽しい食感。
 エビ、鶏肉、かに、あなご、ごぼう、にんじん、しいたけ、たけのこ、みつば のだしが染み出たご飯がなんとも味わい深い。
 もったいなくて、50回くらい噛んでから飲み込んでましたw

 自分にとっても身近にある食材が、ここまで生まれ変わったということで、感動っす!




8)食後のデザート

 旅に来たら、現地のおいしいものを食べるのは楽しみですからね。
 ガンガン食うのです (・∀・)


☆みかん的 食べログレビュー 「まほろば大仏プリン本舗」

 プリンが好きな有名人と言えば、おじゃる丸です。


おじゃるまる

 奈良時代の貴族の気持ちに触れるために、食べねばなりません!

 プリン カスタード(小)378円  星4つ

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 いわゆる、滑らか系のプリンっす。
 舌の上でとろけるぅ~。
 そんなに甘くないながらコクがある上品な味わいで、気分は、すっかり貴族です。
 







◇第7章  奈良その4

1)平城京跡へ 

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 お腹いっぱいになり満足したので、次の目的地へ。

 「平城京」跡です。
 奈良に来たからには、寺や神社などではなく、「平城京」のみやこを偲びたいと思っていたのですヨ!

 
2)近鉄奈良~大和西大寺  13:30頃
 
 電車で2駅ほど西へ。
(結果的には、電車ではなく歩いたほうが近かったっぽい・・)

 関西では、エスカレーターは右側に寄っているとは聞いていましたが・・都市伝説ではなく本当でした (・∀・;)


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 郷に入りては郷に従えと言いますし、関東からのスパイだとバレてしまうと面倒なことになるので、みかん右に寄ります。


3)ならのみやこ

 うぉぉぉぉぉー! 夢にまでみた平城京です! (* ̄ロ ̄)

 なんと見事な平城京!(710年)

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 このだだっ広い草原に、ポツンポツンと復元した施設があるという・・まるで失敗したテーマパークのような素晴らしさ!
 これが見たかったんですよ!

 東洋のサクラダ・ファミリアは、渋谷駅でもなく、横浜駅でもなく、奈良にあった!!!!


※サクラダ・ファミリアとは、建築家アントニ・ガウディが作った未完成の教会です。
 もう何百年も作り続けたまま・・というアレです。

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 これ・・復元するのに5000年くらいかかりそうやな・・( ̄д ̄) 


 と、思って、ミュージアムの中の説明書きを見たら、もともとは明治時代のこの人がはじめたことらしいです。
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 んで、案の定、お金がすぐになくなったのですが、色々あって最後は自治体が受け継いだ?感じになったようです。
 なるほどなるほど~。

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 んで、広場かと思ってた「朱雀門」の前。
 これ、道路でしたw
 幅76m
 平城京、すげぇぇぇー!


4)遷都

 んで、皆さんご存じの通り、こんなに繁栄しただろう「奈良・平城京」から「平安京」に遷都してしまうのですが

 主な理由は・・

 1.強くなり過ぎた仏教勢力との決別のため
 2.水運が使えなかったので、大規模になるにしたがい都市運営に支障
 3.権力争いを有利に進めるため

 らしいです。

 そして、奈良→京都→東京へと日本の都は移っていきました。

 かつて繫栄したのに衰退した・・みたいなもの悲しさが、なにやら私を奈良へひきつけたのです (・∀・)
 哀愁漂う奈良の街。
 今回の旅行でもっとも来たい街でした。


 その原点というか、魂をこの地でみた気がして、草原の中・・みかんの心が叫んだのです!

 歴史を知るとは、魂を知る旅なのです。



 こうして、平城京の中心で、ついにわたくしの修学旅行は成就しました。



 みかんの修学旅行 ~奈良編~ 完



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