皆さまは、憶えているだろうか? ( ̄д ̄)
「東京チカラめし」を。
そう・・ かつて、一世を風靡した牛丼チェーン店の名である。
吉野家、すき家、なか卯など、強力なグループ各社が市場でひしめき合っていた牛丼界。
そのレッドオーシャン市場に「焼き牛丼」なる革命的メニューを引っ提げて颯爽と現れ、その店舗数をまたたく間に増やし、話題をかっさらい、そして・・
あっという間に衰退したあのチェーン店である。
チカラめしは、滅びたのか?
否!
やつは、滅んでなどいなかった。
2023年7/4現在、全国で2店舗。
伝説の牛丼店はまだ世に存在したのだ。
本日は、そんな伝説の店にわたくしみかんが潜入調査してきたので、簡単なレポートをここに残したいと思う。
そして、次なる勇者にこの夢の続きを託そう。
☆ みかんのお店突撃レポート ~東京チカラめし~
1)日時・場所
2023年 7/4 17:30頃。
そのお店は、千葉県 鎌ケ谷市にあった。
ちなみに、もう1店舗は大阪の日本橋にあるようです。
つまり関東では、このお店を残すのみッス。
2)到着
我がホームタウン船橋市とは、お隣の市ですので、電車でスグにつきました。
人口10万人ほどのこの鎌ヶ谷のお店がなぜ残っているのか? やや疑問を感じるところですが、お店は一等地にありました。
おお~・・ (・∀・;)
神々しく輝いております。
オレンジを基調とした色使いに、「元祖焼き牛丼」の文字。
例え全国2店舗に落ちぶれても、「俺様が元祖だ」という揺るぎない自信とプライドを失ってはいない!
そんなオーラを感じました。
ちなみにこの鎌ヶ谷市。
交通の要衝でありまして、新京成線、北総線、東武アーバンパークライン、成田スカイアクセス線と4つの路線が乗り入れております。
近年では、新しい商業施設やマンションの開発が進み、東京のベッドタウンになっています。
そんな新鎌ヶ谷駅の駅ビルの中にお店があります。
3)入店
注文は、お店の外にある券売機で食券を買う方式です。
現金のみッス。
一切の電子マネーに対応していないところから、「いつ閉店してもおかしくないから、新しい設備投資はしないゼ!」という強い意思を感じますナ。
そして、お店に入り、「いらっしゃいマセー ( ̄д ̄) 」と、金髪のお姉チャン店員さん。
うむ・・ポイントが高すぎる!
田舎のヤンキー姉ちゃん、このお店に似合いすぎてますww
「ちょっと時代からは遅れてしまっているが、文句あっか?」というコンセプトに100%合致しています!
4)メニュー到着~
わたしが注文したのは、もちろん「焼き牛丼」。
この店に来て、それ以外のメニューを頼む選択肢などありません。
事前に得た情報では5分ほどかかると知っていたのですが、3,4分ほどで運ばれてきました。
ふっ、普通に・・うまそうやんけ (・∀・;)
ちなみに、お店はカウンター席、20ほど。
お客さんは、5,6人でそれなりに繁盛してるっぽいです。
580円並盛で、味噌汁もついているし、紅ショウガはありませんが、代わりにすし屋のガリのようなショウガがあります。
〇感想
なかなかにウマイ! ( ̄д ̄)
肉は薄く、擬音でいうなら「ベロベロ」としており、この食感はなんかクセになりそう。
焼き肉のタレのような濃厚な味付けがされており、肉とよく絡まっておいしいです。
目を閉じれば・・ 3秒ほど目を閉じれば・・
焼き肉屋さんで金髪姉ちゃんとデートして、「久しぶりの焼き肉うまいナ!みかん (・∀・) 」と彼女が笑っている光景が思い浮かぶようです。
焼き肉屋さんで金髪姉ちゃんとデートして、「久しぶりの焼き肉うまいナ!みかん (・∀・) 」と彼女が笑っている光景が思い浮かぶようです。
席に備え付けの調味料のカスターセットには、辛みダレがあり、コチュジャンに味変できます。
そして、なにげに良いのが、味噌汁。
個人的な感想ですが・・松屋の味噌汁は「みそ味のなにか」であり、吉野家の味噌汁は「3時間煮込んだ味噌スープ」であると感じておりましたが、チカラめしの味噌汁は、ちょうどよい塩加減です。
5)退店
片付けは、セルフサービスということもなく、そのまま席においていけばOKです。
ちなみに、定食系の一部?は、ご飯おかわり自由のようです。
そんなところも、きっと地元の人に愛されている理由なのでしょう。
鎌ヶ谷市民の人に、「チカラめしは、もう国内2店舗しかないんよ・・」と言っても信じないことでしょう。
「何を言うてんねん ( ̄д ̄) ウチの近所のチカラめしは、お店はピカピカだし、繁盛してるで~。 勢い落ちたとはいえ、まだ都内に50店舗はあるやろ!」
そう反論されるに違いありません。
お店を出ると、時刻は18:00。
帰宅ラッシュで人々が行きかう駅前の薄暮の中、みかんは家路についたのでした。
結論!
「東京チカラめし! お前の記憶は、私の中で永遠に生き続けるであろう・・」
おしまい。
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